日産「フェアレディZ」プロトカスタム、初のCGI映像が公開

数週間前、日産は東京オートサロンでフェアレディZ(海外では新型Zと呼ばれる)を発表しました。フェアレディZの市販モデルとともに、将来的に市販される可能性のあるアフターパーツを予告するコンセプトカー「フェアレディZ カスタマイズプロト」も展示されました。

日産がYouTubeで公開したオフィシャルビデオでは、そのユニークなボディキットを見ることができます。CGIでありながら、フェアレディZ カスタマイズプロトが動く様子を初めて見ることができます。また、ノーマルモデルからの変更点をクローズアップしています。

スプリットグリルのデザインが変更され、スプリッターが強調されたフロントバンパーのほか、フェンダーアドオン、カーボンファイバーのアクセントが付いたサイドシルエクステンション、少し大きめのリアスポイラー、異なるエキゾーストパイプが装備されています。オレンジ色の外装にブラックのディテールを加えたデザインは、初代スカイラインGT-RとS20エンジンを共有する唯一のフェアレディZであるZ432Rにインスパイアされたものです。さらに、ダンロップタイヤを装着したブラック仕上げの19インチアルミホイールには、白抜きの「NISSAN Z」のレタリングが施され、レトロな雰囲気のチューンド・ルックに仕上げられています。

先月、このコンセプトについて問われた日産自動車の内田誠CEOは、次のように答えました。「アフターマーケットのパーツを装着したコンセプトですが、発売は未定です」。フェアレディZカスタマイズ・プロトに対する好意的な反応は、日産を納得させ、許可を与えるかもしれない。トヨタやBMW Mなど、他の自動車メーカーもパフォーマンス志向のモデルで同じ戦略をとっている。ただし、内田が明らかにしたように、新型Zにアフターパーツを設定することはまだ決定していないようだ。

【参照】https://www.motor1.com/