フェラーリ・プロサングエがついに登場、スーパーSUVが2022年に正式決定

フェラーリがSUVを作らないと本気で言っていたのを覚えているだろうか。故セルジオ・マルキオンネは、ジャーナリストからそうしたモデルについて尋ねられると「まず私を撃たなければならない」と言ったというが、2018年、数々の矛盾する報道を経て、ついにそれを認めたのである。

その後、マセラティ・レヴァンテの改造ボディを使ったさまざまなミュールが路上を走り始め、それでも最終的に発売するのは少なくとも数年後という見方もあった。

それでも、正式名称であるプロサングエ(イタリア語でサラブレッドの意)は、エキゾチックカーメーカーが2022年と確定しており、目前に迫っている。この発表は、同社の2021年の販売報告書の中に深く埋もれており、Motor1が発見した。

フェラーリ・プロサングエは2022年に生産を開始し、2023年にデリバリーを開始すると、同メーカーは述べている。

デザインに関しては、ランボルギーニ・ウルスのライバルは、既存のフェラーリからいくつかの要素を借り、より多くの地上高ですべてを振りまき、全輪駆動システムを手に入れる。V12パワートレインは、おそらく800ps程度で、おそらくハイブリッド化されたV8が加わる可能性がある。296GTBの電化V6がプロサングエにも搭載される可能性が、最近のレポートやスパイビデオで示唆されている。

フェラーリは、スーパーSUVの計画を明らかにしたほか、デイトナSP3の組み立てを今年中に開始することを確認した。アイコナシリーズに加わるこのスーパーカーは、2021年のフェラーリ・フィナリ・モンディアリというイベントで世界に公開され、自然吸気の6.2リッターV12を搭載している。

812コンペティツィオーネに搭載されたユニットをベースに、数々のアップデートを施し、最高出力828ps、最大トルク514lb-ft(697Nm)を叩き出す。7速DCTと後輪駆動を組み合わせたこのエンジンは、デイトナSP3を時速62マイル(100km)まで2.85秒、時速211マイル(340km)まで加速させるブランド史上最もパワフルな内燃機関です。

【参照】https://www.autoevolution.com/