フォード・トランジット コネクト、フォルクスワーゲン・キャディのMQBプラットフォームを採用していることが明らかに

ドイツとアメリカのコラボレーションのルーツをたどると、2019年1月にVWとFoMoCoがRangerのプラットフォーム上に次期Amarokを発表したことに行き着く。キャディやTourneo Connectにも同じレシピが適用されている。間もなく、オールエレクトリックのVolkswagen ID.3とID.4が、欧州連合内で独占的に販売されるFordバッジ付きの兄弟車を得ることになる。

来年初めにショールームに登場する予定の新型Tourneo Connectは、デュアルユースの顧客をターゲットにしたマルチアクティビティ・ビークルです。全長は2種類、3列シート(7人乗り)で、当初は前輪駆動と四輪駆動の2種類が用意されます。

パワートレインは、114ps(112馬力)の1.5リッターEcoBoostと、6速マニュアルまたは7速PowerShiftデュアルクラッチトランスミッションの2種類のガソリンユニットを用意。2.0リッターのEcoBlueは、102psと122ps(101馬力と120馬力)の2種類のチューニングが可能ですが、前述のDCTが搭載されるのは、より強力なバージョンのみです。また、このセグメントでは不思議なことに、高出力のEcoBlueを選択した場合、全輪駆動は6速マニュアルのみとなります。

しかし、この車には問題があります。欧州フォードによれば、1.5リッター・エコブーストは4気筒で、フォーカスの3気筒ターボではなく、フォルクスワーゲンの1.5リッターTSIを扱っていることになります。さらに、2.0リッターEcoBlueの評価は、2.0リッターTDIの評価を反映しています。ブルーオーバルにとっては残念なことですが、マーケティングを鵜呑みにしない人には、怪しげなリブランディングは通用しません。

発売当初、Tourneo Connectには4つのトリムレベルが用意されています。Trend、Titanium、Sport、そしてクロスオーバーを意識したActiveシリーズです。Trend」はスチールホイールとハイグロスブラックのグリルサラウンド、「Titanium」はサテンクロームのディテールと16インチアルミホイール、「Sport」はボンネットストライプと17インチアルミ、「Active」はツートンカラーのホイールとハニカムスタイルのフロントグリル下にスキッドプレートを装備したスイートな仕様となっています。

【参照】https://www.autoevolution.com/