2023 フォード レンジャー ラプター、394HPで米国デビュー、欧州は282HPのみ

フォードは、性能とオフロード性能を究極に両立させたミッドサイズ・ピックアップのフラッグシップモデルとして、フォード・パフォーマンスが開発した新世代の「レンジャー ラプター」を発表しました。

新型レンジャーは、大型のF-150ラプター、ブロンコラプターに続く、ラプターファミリーの第3弾となります。本日は、欧州仕様とオーストラリア仕様が公開されましたが、来年導入される2023年型レンジャー・ファミリーの一部として、北米仕様が確定しています。

よりタフになったラプターの外観

ラプターのデザインは、ジムから飛び出したばかりのレンジャーを強化したものか、あるいは兄弟車であるF-150ラプターをより洗練させたものと考えるのが普通でしょう。フロントとリアのフレアホイールアーチは、より広いトレッドと32インチの巨大なオールテレーンタイヤを装着した新しい17インチホイールをカバーし、地上高は増加されています。

また、スキッドプレート付きの特注バンパー、アルミニウム製サイドステップ、フォードの文字が入ったシグネチャーグリル、ボンネットスクープ、ラプターのステッカーなどが装備されています。アンダーボディの保護は、2.3インチ厚の高強度スチール製の大型フロントバッシュプレートと、エンジンとトランスファーケースのシールドを追加して強化されています。さらに、両端にはツインレイトの牽引フックを装備し、万が一スタックした際の回収をサポートします。

インテリアでは、ジェット戦闘機からインスピレーションを得たスポーツシートを追加し、より高いサポート性を実現しました。その他、レッドステッチ、マグネシウムパドル付きプレミアムレザーステアリングヒーター、アンビエントライトなど、ユニークな演出が施されています。また、マトリクスLEDヘッドライト、12.4インチデジタルメータークラスター、フォードのSYNC4インフォテインメントを搭載した巨大な12インチセンタータッチスクリーン、10スピーカーのB&Oサウンドシステムなどの標準装備もあります。