ボルボ・カーズ&トラック、ウクライナ侵攻を受けロシアでの販売を一時停止

ボルボ・カーズは月曜日、追って通知があるまでロシア市場向けの車両出荷を停止すると発表した。ボルボ・トラックも同様に、同地での販売を停止する。

ロイター通信によると、ボルボはウクライナ侵攻後、同国での自動車販売を停止した初の国際自動車メーカーとなった。ボルボはスウェーデン、中国、米国の工場から同市場に車両を輸出しており、2021年には約9,000台を同市場で販売していた。

自動車メーカーは声明で、「EUと米国による制裁を含め、ロシアとの材料取引に伴う潜在的なリスク」があるため、今回の決断に至ったと述べている。"ボルボ・カーズは、追って通知があるまで、ロシア市場への車両の納入を一切行わない"

一方、トラックメーカーのABボルボは、ウクライナ侵攻を受け、ロシアでの生産と販売をすべて停止したと発表した。ボルボ・グループは同市場で売り上げの約3%を稼ぎ出しており、同市に工場もある。

「この地域の制裁と安全保障について、もう少し明確になりました…これはロシアでのすべての事業が終了することを意味します」と、広報担当者はロイターに語った。

同様に、ダイムラートラックも、ロシアのトラックメーカーであるカマズとの仕事を含め、ロシアでの事業活動を即刻凍結すると述べた。

「カマズとの協力は純粋に民間のものであり、この点にのみ焦点を当てて締結された」と社内メモに書かれている。「この協力関係において、我々は常に適用されるすべての輸出管理および制裁規制を厳格に遵守してきたことは言うまでもない[…] “我々はドイツ政府とEUが取るすべての措置を遵守する “と述べた。

フランスのルノーを含む多くの自動車メーカーが、ロシアとウクライナ両国への侵攻とその貿易への影響により、生産中断を経験すると述べた。

【参照】https://www.carscoops.com/