マツダ CX-60、反射塗料を採用し、よりクールなデザインに

ホワイトペイントは、ボディの滑らかなラインを強調するために考案されたものですが、内部でもその効果が発揮されるはずです。

後輪駆動の新ラインナップ誕生まであと1週間となり、マツダにとって新しい時代の幕開けです。MX-5ミアータ(およびピックアップトラックBT-50)のFRレイアウトに加え、CX-60はマツダ初のプラグインハイブリッドモデルとして歴史に名を残すことになるでしょう。欧州向けには2列シートSUV、北米向けには2列シートでワイドなCX-70が予定されています。

今回のティーザーキャンペーンでは、新型CX70のために開発されたホワイトボディのエクステリアが公開されています。マツダは、「光と影のコントラストによってCX-60の美しさを際立たせるために特別に作られた繊細な反射塗料」と表現しています。マーケティング用語はさておき、車内を涼しく保つという点でも効果があるはずです。

バークレー研究所の環境エネルギー技術部門の研究者によると、反射塗料は、特に淡い色の場合、太陽光を約60%反射させることができるそうです。車内に入る熱が少なければ、エアコンが車内を冷やすのに必要な電力と時間が少なくなり、結果的に排出ガスが少なくなります。

塗装はともかく、欧州で販売されるマツダCX-60は、300psを超えるPHEVを搭載する予定です。2.5リッターのガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせることで、しっかりとした出力を発揮します。このSUVが旧大陸で非電化車として販売されるかどうかは、現時点では不明です。しかし、このプラットフォームは、より大きな直列6気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジン、そして4気筒のマイルドハイブリッドとPHEVを受け入れるように設計されていることは分かっています。

3月8日のCX-60のデビュー後、CX-70が続き、最終的には3列シートのCX-80(欧州)、CX-90(米国)が、すべて同じ新プラットフォームに搭載される予定です。一方、マツダは最近、既存のFFアーキテクチャをベースに、より広々としたCX-5として米国限定のCX-50を発売し、SUVファミリーを拡大しました。

【参照】https://www.motor1.com/