グランツーリスモ7のオープニングムービーは7分間の憧れのクルマの輝き

3月4日に発売される『グランツーリスモ7』ですが、そのオープニング映像が公開されましたので、ご覧ください。8分近い長尺で、自動車時代の歴史を学びながら、ビデオゲームシリーズを盛大に祝う内容になっています。

グランツーリスモ」の新作が登場するたびに、「早く走りたい!」という気分にさせてくれる大きな目玉が、このオープニングムービーです。熱烈なファンにとっては、音楽を聴くだけでもモータースポーツが始まるような気分になります。しかし、シリーズ7作目となる本作ほど、意欲的なタイトルはない。

最初の映像は、史上初の自動車「ベンツ・パテント・モーター・カー」である。実際、少なくとも最初の1分間は、初期のモータースポーツのハイライトに費やされている。有名なガイドを含む初期のミシュランのマーケティングが写真に収められている。

ライト兄弟、アインシュタイン、エルビス、月面着陸、タイタニック号事故など、歴史上の有名な出来事や人物も登場します。ただし、これはレースゲームです。それでも、クルマがどこまで進化したかを理解してほしいという開発陣の思いは伝わってきます。

これまでの『グランツーリスモ』同様、製造工程が何度も登場します。ポルシェ「テイカン」がバッテリーやサスペンションをボディに組み込んでいく様子を見ていると、すべてが見えてきます。このとき、GTのもうひとつの伝統である「テーマ転換」が行われるのです。

Taycanがビデオゲームの表現に変わり、オープニングムービーのバーチャルセクションがスタートします。よりアップビートなサウンドトラックが使用され、4Kレースの華麗なショットが次々と映し出されます。

これまで見たことのない新しいクリップもいくつか登場します。天候が大きく影響することは知っていましたが、路面も前作より生き生きしているように見えます。土や草、凸凹のある舗装路で、クルマがぶつかったり、揺れたりするのが、信じられないくらい自然なんです。早くバーチャルハンドルを握って、体験してみたいですね。

【参照】https://www.carscoops.com/2