2023年 メルセデスAMG GT 寒冷地でのテストを継続し、全輪駆動と最低577馬力を確保

メルセデスAMGは10月にSLのモデルチェンジを発表しましたが、今度はGTのモデルチェンジに注目が集まっています。

この2つのモデルは並行して開発されたため、固定ルーフを装着して終わりというのは簡単なことだった。しかし、そうではなく、GTとコンバーチブルを区別するためのスタイリング上の工夫が随所に施されているのです。

パナメリカーナグリルは、SLよりも低い位置に配置されています。その両脇にはユニークなヘッドライトと、よりアグレッシブなインテークが配されています。

さらに奥に進むと、流線型のボディワークと際立つショルダーラインが目に飛び込んできます。また、フラッシュマウントのドアハンドルや、傾斜したルーフに流れるようなフロントガラスも特徴的です。プロトタイプには軽量ホイールが装着され、ベンチレーテッドディスクとカラーキャリパーを備えた高性能ブレーキシステムがサポートされています。

後方には、SLよりも小さなスレンダーなテールライトが装備され、GTのユニークな外観を演出しています。また、曲線的なリアバンパーや2種類のエキゾーストシステムも採用されています。

エンジンはSLから引き継がれ、最高出力469ps(350kW/476PS)、最大トルク516lb-ft(699Nm)の4.0リッターV8ツインターボのGT 55が用意されます。また、アップグレードされたV8エンジンを搭載し、最高出力577ps(430kW / 585PS)、最大トルク590lb-ft(799Nm)を発生するGT 63も用意されています。SLでは、9速オートマチックトランスミッションとAMGパフォーマンス4MATIC+全輪駆動システムが組み合わされます。

メルセデスはすでに、SLに “ドライビング・ダイナミクスをさらに高めつつ、高い効率を実現する “Eパフォーマンス・ハイブリッドを追加することを確認しており、将来的にはパワートレインが追加されるはずです。 また、新しいGTブラックシリーズが登場する可能性もありますが、現時点では未確認のままです。

【参照】https://www.carscoops.com/