ジェームズ・ボンド映画60周年を記念してラリー仕様のランドローバー・ディフェンダーが登場

ランドローバーは、映画「ジェームズ・ボンド」シリーズ60周年を記念してデザインされたディフェンダーベースのラリーカーを発表しました。この車両は、2022年3月26日に開催される「2022ボウラー・ディフェンダー・チャレンジ」で、3度の英国ラリーチャンピオンでボンドのスタントドライバーでもあるマーク・ヒギンズがドライブする予定だそうです。

ショーン・コネリー主演のジェームズ・ボンド第1作「ドクター・ノオ」は、1962年10月5日にデビューしました。それから60年、二重スパイは25作品に出演し、そのタイトルは特別仕様のディフェンダーのボンネットとテールゲートに記載されています。また、ゴールドとブラックのカラーリングには、サイドとルーフにナンバー「60」をあしらい、007のオフィシャルロゴを注入しています。

ラリー仕様のディフェンダー90は、ワンオフのカラーリングに加え、エンジン冷却効果を高めるグリルやインテーク、LEDバーの追加、テールゲートからスペアタイヤの取り外し、スポーツエグゾースト、リアスポイラー、マッドフラップ、オールテレーンタイヤを装着した18インチのBowlerホイールなどで識別することができます。

また、SUVの剛性を高めるために特注のサスペンションが装着され、キャビンにはロールケージとレーシングバケットが追加され、安全性にも配慮されています。ボンネットの下には、最高出力296ps(221kW/300PS)の2.0リッター4気筒ターボガソリンと8速オートマチックギアボックスを組み合わせたP300 Ingeniumパワートレインが搭載されています。

2022年ボウラー・ディフェンダー・チャレンジのノースウェールズでSUVを走らせるチームは、ドライバーのマーク・ヒギンズとコドライバーのクレア・ウィリアムズで構成されています。ヒギンズは、ブリティッシュラリー選手権で3度のドライバーズタイトルを獲得した輝かしいキャリアを持ち、ラリーに復帰しました。また、過去4作品(慰めの報酬、スカイフォール、スペクター、ノー・タイム・トゥ・ダイ)でスタントドライバーとして活躍し、ジェームズ・ボンドにもなじみがあります。

ランドローバー・ディフェンダーは、昨年公開されたボンド映画最新作「No Time To Die」でかなり登場しました。ランドローバーは、1983年の映画『オクトパシー』以来、ボンド映画と長きにわたってパートナーシップを結んでいます。

【参照】https://www.carscoops.com/