キュプラ、2024年発売予定の新型ハイブリッドコンパクトSUVを予告

2018年、SEATはCupraを独立したブランドとして立ち上げ、本社と世界各地に別々の販売拠点を設けることを決定しました。同ブランドは、CEOによれば、すでにアルファロメオを上回る販売実績を上げており、現在、2024年の市場投入を目指して、まったく新しいモデルの開発に取り組んでいるという。コンパクトSUVの形をとる予定で、そのデザインを示唆する最初のティーザー画像が公開されました。

残念ながら、この画像からわかることはあまりありません。しかし、短いティーザー映像では、このスポーティなクロスオーバーのサイドプロファイルが映し出されており、クーペのような形をしていないことに驚かされます。その代わりに、まだ名前の知られていないこのSUVは、直線的なルーフラインを持つように見え、おそらく非常に広い後部乗客エリアと大きなトランクを作り出しているのでしょう。

キュプラによると、新型車の全長は約4.5メートル(177.2インチ)で、現在ヨーロッパで最も混雑している市場セグメントの一つであるC SUVセグメントに位置づけられるという。スペインのメーカーは、この新型車が「完璧なプロポーション」を持ち、「キュプラ・ブランドのエッセンス」を取り入れたものになると約束しています。

キュプラは、この新型SUVには、MHEVとPHEVのいずれかのパワートレインを搭載し、後者は1回の充電で最大62マイル(100km)の航続距離を実現する予定であると説明しています。このプラグインハイブリッド車には、まったく新しいパワートレインが採用され、EV走行距離の数字から判断すると、おそらくフォルクスワーゲングループの既存のPHEVシステムのうち、アップグレードされたものが使用されるでしょう。より大きなバッテリーと、より強力な電気モーターが搭載される可能性があります。

キュプラは現在、欧州の一部の市場で数多くのパフォーマンスカーを提供しています。例えば、アウディ製の直列5気筒ユニットを採用したフォルメントアVZ5や、フォルクスワーゲンID.3をよりパワフルかつスポーティにしたボーンなどがあります。今後数年間は、2024年に登場するSUV「Tavascan」と、2025年に予定されている「UrbanRebel」コンセプトの市販版など、さらに2台の電気自動車が計画されています。

【参照】https://www.motor1.com/