IWC×ホットウィール、時計と1:64メルセデス・ベンツ300SLレーシング・ワークス・エディションがセットになったコレクターズセットを発表

冗談ですが、私たちもこの時計が欲しいです。その名も「IWCシャフハウゼン パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “IWC x Hot Wheels Racing Works"」。裏蓋にはそう書かれています。グレード5チタン製のこのモデルは、43mmの大型ケースを備え、IWCの自社製キャリバー69385ムーブメントを搭載しています。文字盤のチェッカーフラッグパターンが、クロノグラフの積算計(経過時間と分を表示するサブダイヤル)を囲み、9時位置のケースサイドにはホットウィールの炎のロゴが刻印されているのがわかります。また、NATOスタイルのテキスタイルストラップは、IWCガルウイングのカラーリングをピックアップしたもので、興味深いものとなっています。この車と時計はセットで販売されるため、50本のみの限定生産となります。また、この2つのモデルはメタル製の特別なツールボックスに収められて届きます。

なぜこのようなコラボレーションが実現したのでしょうか?いいですか、車が好きな人は時計も好きな傾向があります。しかも、クルマ好きの人はみんな、ホットウィールを意外とたくさん持っているんですよ。自分の息子が生まれてから、少なくとも400個は購入しています。(当然のことながら、ボナムズは最初のセットをオークションにかけ、その収益をTwo Bit Circus Foundationという非営利団体に寄付することになっています。いいことづくめですね。なお、IWCとホットウィールは、IWCのガルウィングがレースに参加する第78回グッドウッド・メンバー・ミーティングで披露される予定です。

では、いくらなのか?一本1万ドル。ホットウィール」と書かれたものにしては衝撃的な価格ですが、IWCのようなブランドの自社製キャリバーを搭載した50本に1本のチタン製パイロット・クロノグラフにしては破格の値段だと言えるでしょう。おもちゃのガルウィングはクールな付加価値だと考えて、この時計を楽しんでください。

【参照】https://www.motortrend.com/