トヨタがカローラ・クロスGRスポーツを発表

GRを採用したモデルが増えています。

2019年2月の英国トヨタのツイートでは、将来的にすべてのモデルに高性能なバリエーションを導入する計画について言及されていました。Gazoo Racingのポートフォリオは、日本ではプリウスからミニバンまですべてのモデルにGRの派生モデルが生まれているように、膨大なGRのラインナップをベースにして、多くのモデルを含むように開花している。

GRのラインナップは3段階に分かれており、GRスポーツは、見た目の美しさを重視し、ハードウェアの改良を最小限にとどめた最下層のモデルです。そして、GRヤリスやGRスープラなどの本格的なパフォーマンスモデル、さらにはGRMNと、3段階のラインアップになっています。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、先代のヤリスにはGRMNが設定されていました。

8月にSUVのFortunerとピックアップトラックのHiluxにGR Sportが採用されたのに続き、カローラ・クロスにもGR Sportが採用され、台湾で今週デビューしました。GRスポーツであるため、余計なことはしていませんが、トヨタはサスペンションに手を加え、ステアリングを鋭くすることで、コンパクトクロスオーバーに若干のスポーティさを与えています。

カローラクロスGRスポーツは、自然吸気の1.8リッターガソリンエンジンを搭載し、最高出力138馬力(103キロワット)、最大トルク127ポンドフィート(172ニュートンメートル)を発揮し、無段変速機で前輪を駆動します。

また、ハイブリッド車(最高出力122ps)もあり、こちらもCVTで前輪に動力を供給します。なお、昨日発売されたJDMのカローラクロスには、ハイブリッド+AWDの組み合わせが用意されています。

トヨタは他の市場にもGRスポーツバージョンを導入する予定ですが、それまでの間、台湾ではガソリンのみのバージョンが現在の為替レートで約31,600ドル相当から、ハイブリッドは34,100ドルから販売されています。