フィスカー、2024年発売の新型EV「ローニン・グランドツアラー」を “世界最長航続距離 “と予告

フィスカーは本日、拡大するEVのラインアップの第3弾を発表しました。このグランドツアラーは、大人4人とその荷物を積んで長距離ドライブに出かけることができる航続距離と内容を備えている予定です。

「ヘンリック・フィスカーCEOは、「市販EVとして世界最長の航続距離を達成し、極めて高いレベルのパフォーマンスを実現することが目標です。"Project Roninは、当社の社内エンジニアリング、パワートレイン、ソフトウェア能力のショーケースとなるでしょう。"

同社によると、CEOはエンジニアリングチームに、航続距離、性能、全体的な運転体験に焦点を当てつつ、可能な限り最先端の軽量素材を使用することを課した。

航続距離をできるだけ伸ばすために、Project Roninはアクティブ・エアロダイナミック技術や、バッテリーを車体構造と一体化させた革新的な設計を採用する予定です。

また、オーナーと乗員全員ができるだけ快適に過ごせるように、乗降を容易にする「ユニークな」ドアを採用します。車内に入ると、サステイナブルでヴィーガン仕様のラグジュアリーなインテリアが、ブランドの新しい「アドバンスド・デザインの方向性」を示しています。

このコードネームは、1998年に公開されたロバート・デニーロ主演のアクション映画と、BMW 535i、プジョー406、メルセデス500Eなど、アクション満載のカーチェイスが何度も登場する欧州車から取ったものです。それは、新車の精神を鼓舞する先達のヒントかもしれない。

フィスカーは、2023年8月にProject Roninの全貌を明らかにし、2024年後半に生産を開始するとしている。Autocarによると、最近発表された英国のエンジニアリングセンター、フィスカー・マジックワークスで開発され、アストンマーティンの元特別プロジェクト責任者であるデイブ・キングが率いるとのことです。この新車は、SUVの「オーシャン」、クロスオーバーの「ピア」に加わることになる。

【参照】https://www.carscoops.com/