2023年型アキュラTLX Type SにハンドビルドのPMCエディションが追加され更に高級感がアップ

TLX Type Sは、ここ数年で最もスポーティなアキュラのセダンですが、限定モデルPMC Editionのおかげで、さらに特別な存在になっています。

今年末に受注開始予定の2023年型TLX Type S PMC Editionは、"オハイオ州のパフォーマンス・マニュファクチャリング・センターでNSX Type Sを製造するのと同じマスターテクニシャンによって手作りされる “予定です。

しかし、それはPMC Editionの特徴の一部に過ぎず、クルバ・レッド、130Rホワイト、ロングビーチ・ブルーと呼ばれるNSX由来の3色のうち1色が提供される予定です。さらに、ルーフ、アンテナ、ドアハンドルにベルリーナブラックを採用し、コントラストを強調した特別な仕様となっています。

エクステリアでは、ブラッククロームの4テールパイプエキゾーストシステムや、アキュラ初となるカッパーフィニッシュのY字スポークデザインの20インチ軽量ホイールなどを装備しています。さらに、グロスブラックのバッジ、カーボンファイバー製スポイラー、カーボンファイバー製リアディフューザーを装備しています。

キャビンでもカーボンファイバーのテーマは継続され、軽量素材にウルトラスエードのインサートを施したミラノレザーシートが採用されています。さらに、シリアルナンバー入りプレート、イルミネーション付きシルプレート、カラーアクセントバインディング付き専用フロアマットも装備されています。

カラーについては、「クルヴァレッド塗装車には、エボニーインテリアにレッドコントラストステッチを施しました」。ロングビーチブルーパールモデルはオーキッドインテリアにブルーステッチ、130Rホワイトモデルはレッドインテリアを採用しています。

1台1台ハンドメイドで製作され、NSXと同じ品質管理プロセスを経て、「ダイノチェーン検査」「塗装検査」「ラフロードシミュレーション」が行われます。ダイノチェック、塗装検査、ラフロードシミュレーションなど、NSXと同じ品質管理が行われます。見事合格すると、特別にデザインされたカーカバーに包まれ、1台ずつ密閉されたキャリアでディーラーに輸送されることになります。

現時点では価格は未定ですが、最高出力355ps(265kW/360PS)、最大トルク354lb-ft(480Nm)を発生する3.0リッターV6ターボエンジンが搭載されます。10速オートマチックトランスミッションと、トルクベクタリング技術搭載のスーパーハンドリング全輪駆動システムが接続されています。これにより、TLX Type Sは0-60mph(0-96km/h)を約5秒で加速し、電子制御による最高速度は155mph(250km/h)に達します。

【参照】https://www.carscoops.com/