日産「キックス」、eパワーシステムを搭載した新型車を日本市場に投入

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、「日産キックス」を改良し、新たに「e-POWER」を搭載して販売を開始しましたのでお知らせします。

今回の改良型キックスは、日本だけでなく米国でも2020年半ばに導入されたフェイスリフトモデルとほぼ同じ内容となっています。最も大きな改良点は、初代システムより出力が5%、トルクが7%向上した新型e-POWERモーターです。

e-POWERは1.2リッター3気筒エンジンで構成され、初代では出力78ps、トルク76lb-ft(103Nm)を発生し、1.57kWhのバッテリーパックの発電機として機能していた。さらに、127psと192lb-ft(260Nm)を発生する電気モーターが、さらなるパワーを提供しました。今回、電気モーターの出力は134psに、トルクは206lb-ft(280Nm)に増強されました。

さらに、バッテリーパックを2.06kWhに大型化し、燃費も従来のKicksと比較して約6.4%向上させました。また、低速域でのエンジン始動頻度を減らすことで、車内の静粛性を向上させたとしている。また、e-Pedal Stepは、アクセルペダルを離した時の減速をスムーズにし、よりリラックスしたドライビングを演出するようになったとしている。

今回、新たに電動四輪駆動システムを搭載した「キックス e-パワー 4WD」をラインナップに追加した。また、フロントにレーダーセンサーを搭載した「インテリジェント前方衝突警報システム」を全車に標準装備しました。

また、センターコンソールやシフトレバーの更新など、キャビンにも若干のマイナーチェンジが施されています。また、2トーンインテリアのモデルには、オレンジタンと同様にベージュが追加されました。また、「スタイルエディション」と名付けられた新しいバリエーションが追加され、豪華なブラウンのインテリアとダークなクロームルックのグリルが標準装備されています。

新型「キックス」の日本での販売価格は、エントリーグレードの2WDが2,798,400円(20,302ドル)から、フラッグシップモデルの4WDのスタイルエディションが3,281,300円(23,805ドル)です。

【参照】https://www.carscoops.com/