スバル BRZ S 10th Anniversary Limitedを発売、生産台数は200台

数ヶ月前、スバルはJDM仕様のBRZの最小限のモデルイヤーアップデートを発表しましたが、今回、新たな特別仕様車が発表されました。SUBARU BRZ S 10th Anniversary Limitedは、初代BRZとGT 86のスポーツカーコンビの発売から10年を記念して、日本市場向けに200台限定で生産されるモデルです。

このモデルは、フラッグシップのRではなく、ミッドスペックのSをベースにしていますが、記念モデルであることを示すいくつかの追加装備を備えています。まず、標準装備の18インチアルミホイールはブラック仕上げ。テールゲートのBRZエンブレムやミラーキャップにも同様のダーク処理が施されています。また、リアサイドウィンドウには10周年記念ステッカーが貼られていますが、それ以外は他のBRZと同じように見えます。

インテリアでは、ウルトラスエードとレザーのシート表皮を採用し、ブルーのアクセントとステッチを施しています。ステアリングホイール、ギアノブ、ハンドブレーキ、ドアアームレストにも本革を使用しています。また、ダッシュボード、インストルメントクラスター、ステアリングホイールには、ダークメタリックのアクセントを採用しました。さらに、10周年記念ロゴをドアに刺繍であしらいました。プレス画像からわかるように、インフォテインメント・タッチスクリーンはオプションで、無装備のCupトリムと同様にプラスチック片で覆われています。

予想通り、機械的な変更はなく、特別仕様車には自然吸気の2.4リッター・ボクサー・エンジンが搭載されます。このエンジンは、日本仕様では最高出力232ps、最大トルク250Nmを発生する。トランスミッションは、6速マニュアルと6速オートマチックから選択可能で、常に後輪にパワーを伝達します。

BRZ S 10th Anniversary Limitedは、7月28日から9月30日までの期間限定で受注を開始します。価格はマニュアル車が3,388,000円(24,840ドル)、オートマチック車が3,553,000円(26,049ドル)からとなります。

スバル BRZ / トヨタ GT 86は、2011年に発表され、2012年に市場投入されました。2代目は2020年にデビューし、2021年に市場導入が決定しています。日本でのBRZの10周年記念限定車に続き、米国市場でもスバルとトヨタの両スポーツカーに同様の特別仕様車が登場することが予想されます。

【参照】https://www.carscoops.com/