メルセデスAMG 新型SL、間近に迫ったデビュー
メルセデスは、次期SLの剛性の高いシャシーとハイテク満載のインテリアをすでに公開していますが、年内に予定されているロードスターの全貌の公開を待っています。
これまでにもSLのプロトタイプはテスト走行中に目撃されていましたが、今回は可能な限り薄いカモフラージュを施し、デザインの詳細をほぼすべて明らかにした状態でスパイカメラマンが撮影しました。
ロードスターの次世代モデルは、従来のモデルとは異なり、よりセクシーなプロポーションと、スポーツカー「AMG GT」のような曲線を描くリアエンドを備えています。サメをイメージしたフロントエンドには、三角形のLEDヘッドライトの間に低い位置に配置されたアグレッシブなパナメリカーナグリルが見えます。バンパーにはスポーティなインテークが設けられ、後部には4本のテールパイプが配されていることから、AMGモデルであることがわかります。
また、ブラック仕上げの大径リムにイエローのブレーキキャリパーが装着されており、よりハンサムに仕上がっています。
ハードトップのロードスターが過去のものとなったことを示すように、新世代のSLは先代モデルとは異なり、ファブリックルーフを採用しています。ルーフを開けると、2+2のシートレイアウトと未来的なダッシュボードが現れます。12.3インチのインストルメントクラスターと、センターコンソールを支配する傾いた11.9インチの中央タッチスクリーンには、最新のMBUXシステムが採用されているほか、道路から目を離さずにいたい人のために、オプションで3Dヘッドアップディスプレイも用意されます。
新型SLは、現行のSLとAMG GTロードスターの後継モデルとなることが確定しています。新世代のGTクーペと共有するアルミニウム製の全く新しい軽量アーキテクチャーは、現行のGTロードスターに比べて、ねじり剛性(+18%)、ねじれ剛性(+50%)、縦方向の剛性(+40%)の大幅な向上をもたらします。
エンジンは、4気筒、6気筒、8気筒の最新のメルセデス製モーターで構成される見込みです。また、メルセデスAMG GT 63 E Performanceに搭載されている831馬力の電動パワートレインを採用したPHEVモデルの設定も噂されています。
新型SLの生産開始は2021年末から2022年初めのいずれかになると予想されており、今後数か月のうちに詳細が明らかになるでしょう。
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