トヨタ 新型シエンタ、コンパクトなハイブリッド7シーターとして日本デビュー

日本の自動車市場は、世界でも類を見ないほど狭い道路に適した小型車が主流である。そんなカラフルな日本の自動車市場に、トヨタ自動車が2003年9月から販売している7人乗りの新世代モデル「シエンタ」が加わった。ミニバン、小型商用車、クロスオーバーをミックスしたようなキュートな外観のシエンタは、日本での生産が開始されたばかり。

新型シエンタのコンセプトは、お客様の声を反映させながら、ハイルーフの長さを維持しつつ、お求めやすい価格を実現するという結論に達しました。さらに、安全装備の充実や燃費性能の向上、便利な機能を追加したインテリアの改良など、さまざまな改良が施されています。

その結果、全長と全幅は変わらないが、室内高が高くなり、大人7人がゆったりと座れる室内空間ができたという。これはシエンタのサイズからすると、ちょっと楽観的すぎるかもしれないが、2列目シートの足元や頭上スペースも、シートの新デザインによって改善されたとのことだ。

運転席に座ると、デジタルメータークラスターを備えたモダンなダッシュボードと、センターコンソールにディスプレイを備えた新しいインフォテインメントシステムが目に飛び込んできます。クライメート・システム用の物理的なボタンや、小物を置くためのカップホルダーやソケットも多数用意されています。後席の乗員は、天井に吹き出し口を一体化した新設計の空気循環システムを楽しむことができます。また、リアスライドドアのサンシェードにより、長時間の移動でも快適な睡眠が得られます。

1.5リッターハイブリッドエンジンと、"マニュアル感覚の楽しいシフトチェンジ “を実現するシミュレーションギア付きCVTを組み合わせたパワートレイン。トヨタは、この電動パワートレインがWLTPサイクルで測定した100kmあたり約5.5リットル(1ガロンあたり43マイル)という素晴らしい燃費を実現することを約束しています。また、ベースとなる1.5リッターのガスエンジンや、ハイブリッドの全輪駆動モデルも用意されています。

新型シエンタは、来月上旬に日本の販売店に導入される予定であり、月間販売台数は約8,300台と見込んでいます。

【参照】https://www.motor1.com/news/605943/toyota-sienta-debut-japan/