2023年 トヨタGRカローラ モリゾーエディション、サーキットで猛威を振るう

トヨタGRカローラは、ホットハッチ分野でトヨタ自動車の地位を確立しています。ベース車は今年末に発売される予定だが、本日はよりホットな「GRカローラ モリゾーエディション」を紹介する。GR Corolla Morizo Editionは、通常のGR Corollaのデビューから数ヶ月後の6月に発表されたモデルで、トルクの増強と車体重量の軽減が図られています。

ユタ州のモータースポーツ・キャンパスで、このハッチバックの激しいエキゾーストノートをとらえたラリー・チェンの新しいYouTube動画が公開されました。轟くようなエキゾーストノートとターボチャージャーの音、そしてタイヤの鳴き声が、エキサイティングなサウンドトラックを演出しています。GRカローラ サーキットエディション」をベースに制作されたこの映像は、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)が開発した「モリゾウ」です。

トヨタGRカローラ “Morizo Edition"

GRカローラと同じ1.6リッターG16E-GTS型3気筒ターボエンジンが搭載されています。ただし、トルクは273ポンドフィート(370Nm)から295ポンドフィート(400Nm)に向上させるなど、トヨタはいくつかの微調整を加えている。

エンジンは通常のGRと同じ300ps(224kW)を発揮し、6速マニュアル変速機と組み合わせて4輪の駆動をサポートする。また、ギアリングを短くすることで、最高速度を下げつつ、加速を速くしている。チューニングの変更により、トルクは向上したが、ピークトルクのパワーバンドは3,000〜5,000rpmから3,250〜4,600rpmに狭まっている。

また、リアシート、リアスピーカー、リアウィンドウレギュレーター、リアワイパーブレードとモーターをカットし、ダイエットに成功した「Morizo Edition Corolla」。車重は推定3,186ポンド(1,445kg)で、GRカローラサーキットエディションの3,292ポンド(1,493kg)より軽く、スタイリングにも若干の工夫がされている。スポイラーを小型化し、フロントブレーキの冷却ダクトを機能的に追加しています。

トヨタは2023年モデルで、GRカローラモリゾーエディションを200台だけ生産する予定です。GRカローラ・コアがデスティネーション・チャージ込みで36,995ドルからなのに対し、モリゾー・エディションは50,995ドルからと、かなり高価になる予定です。2023年モデルのみに設定されるGR Corolla Circuitは、43,995ドルからとその差を分けます。

【参照】https://www.motor1.com/news/609456/gr-corolla-morizo-sounds-race-track/