GRカローラの300馬力エンジンを搭載し、よりハードで軽量なトヨタGRヤリスモリゾウを発売

GRカローラが出ない、GR86がわずか2年で廃止されるという二重苦から立ち直った欧州のトヨタ・ファンが、ようやく明るい話題で盛り上がれるようになりました。トヨタが、より硬く、より軽く、より速いGRヤリスの開発に取り組んでいるようなのだ。

GRカローラはヨーロッパ向けではないが、3気筒エンジンはアップグレードされているというし、今年初めに公開した2シーターのモリゾウ版カローラのスピリットも受け継がれている。

GRヤリスの欧州仕様車には、市場によって257-268ps(261-272PS)、トルク266-273lb-ft(360-370Nm)を発生するG16E-GTS 1.6L turbocharged tripleを搭載している。今Autocarは、トヨタがカローラモリゾーでデビューし、トヨタCEO豊田章男のレースのニックネームを借りたエンジンの300馬力(304PS)、295ポンドフィート(400Nm)バージョンを、GRヤリスのエンジンベイに持ち込むだろうと報告している.

これによって、ベース車の100km/h加速5.5秒から少なくとも0.5秒、トヨタの軽量化計画の積極性によってはそれ以上短縮される可能性がある。Gazoo Racingのチーフエンジニアである坂本直行氏の言葉を借りれば、カローラ・モリゾと同様、ヤリスはリアシートを失うものの、ステレオと基本的なエアコンは搭載される予定だ。また、6速クロスレシオマニュアルトランスミッションもGRカローラ・モリゾから移植されるが、3本出しのマフラーを入れるスペースはないらしい。

しかし、四輪駆動のパフォーマンスカーで一般的になっている発進モードやドリフトモードは、今後のGRには搭載されないという。

「自然なクルマのコントロールにこだわっています」と坂本は言う。「車両が十分にコントロールできるのであれば、特別なモードを用意する必要はないのです」。

先週、トヨタは通常の4気筒自然吸気ボクサーエンジンの代わりに、GRカローラのG16E-GTSエンジンを搭載したGR86クーペのシリーズをテストしていることが明らかになった。このクルマは日本のスーパー耐久レースに参戦するために作られたものだが、坂本は将来的に市販車が出る可能性を否定しなかった。

【参照】https://www.carscoops.com/2022/09/harder-lighter-toyota-gr-yaris-morizo-to-get-gr-corollas-300-hp-engine/