南アフリカ人が作ったV12ツインターボのトヨタ・ハイラックス

トヨタ・ハイラックスを改造する場合、サスペンションをジャッキアップし、オフロードタイヤを装着し、さまざまなオフロード用アクセサリーを取り付けるのが一般的です。このハイラックスの南アフリカ人オーナーは、ちょっと違うことをしました。

Fatboy Fab Worksが製作したこのハイラックスは、南アフリカのシモラヒルクライム用に製作されたもので、通常のトヨタピックアップとはほとんど共通点がありません。例えば、トヨタのセンチュリーに搭載されているV型12気筒エンジンが搭載されています。

通常、センチュリーのエンジンは、最高出力276ps、最大トルク355lb-ft(481Nm)です。しかし、チューナーはギャレットGT35ターボチャージャーを追加し、最高出力563ps、最大トルク715lb-ft(970Nm)を発生させることに成功しました。Cars.co.zaの取材に応じたオーナーは、完全鍛造のエンジン部品を装着したことで、エタノール50パーセントとガソリン50パーセントの混合燃料で走行した場合、V12は1,000馬力を発揮することになると述べています。

このハイラックスを特別なものにしているのは、エンジンだけではありません。トヨタ・スープラの4速オートマチックトランスミッションが搭載されていますが、近々マニュアルボックスが搭載される予定です。ハイラックスのパワーはもっぱら後輪に送られるため、ヒルクライムだけでなくドーナツも得意なのです。

このトラックの熱狂的なオーナーは、外観にもさまざまな改良を加えています。例えば、アフターマーケットのホイールを装着し、Fatboy Fab Worksをアピールするためにユニークなラッピングを施しています。

【参照】https://www.carscoops.com/2022/09/this-wild-south-african-has-created-a-v12-twin-turbo-toyota-hilux/