ベントレー ベンテイガ ハイブリッド、EV走行距離の延長とグレードの追加を発表

Bentleyは、Bentayga Hybridの電気のみの走行距離を伸ばし、より多くのトリムグレードで電動パワートレインを利用できるようにした。

Bentleyによると、アップグレードした状態でも、WLTPサイクルに基づく電気走行は最大27マイル(44 km)しか実現できないため、Bentaygaのゼロエミッション性能は必ずしも大きく変わりません。それでも、現行モデルが達成できた距離より2マイル(3km)多いのです。

パワートレインの中核となるのは、3.0リッターV6ガソリンエンジンと電気モーター1つですが、電気モーターの出力は6%、トルクは15%向上しています。その結果、モーターの出力は134ps(136PS)、295lb-ft(400Nm)に向上し、パワートレイン全体の出力は443ps(449PS)から456ps(462PS)、0-62mph(100km/h)加速は5.5秒から5.3秒に短縮されました。

BentleyはこれまでハイブリッドをBentaygaシリーズの中の独立したモデルとして位置づけていましたが、今回、この電動化セットアップの選択肢を広げ、スポーティなSと豪華なAzureの両トリムレベルでツインターボV8の代替となるような仕様にしました。

Sモデルでは、クロームトリムをブラックに変更し、22インチの「鎌」ホイール、スモークランプレンズ、15%硬くなったダンパー、そして前後乗員の好みに合わせて調整可能なスポーツエグゾーストを装備しています。しかし、快適性を重視するならば、10本スポークの22インチホイール、クロームアクセント、22ウェイ調整可能な椅子、オープンポアウッドのインテリアを備えたAzureの方がよいでしょう。

Bentleyによると、Bentaygaのラインナップに新たにハイブリッド車が加わったことで、Bentleyのモデルレンジの半分(14台中7台)が電動パワートレインを搭載することになり、同社初のフルEVを発表する2025年には100%の稼働率を達成することができるという。

【参照】https://www.carscoops.com/2022/09/bentley-bentayga-hybrid-gets-extra-ev-miles-and-more-trim-grades/