トヨタRAV4に「アドベンチャーオフロードパッケージII」を新設定、ブラックバンパーを再びクールに演出

トヨタは、RAV4について、キャビン内の技術向上や、頑丈な外観とオフロード性能の向上をもたらす新しい「アドベンチャー オフロード パッケージII」など、一連のモデルイヤーのアップデートを日本で発表しました。

新型トリムを皮切りに、2020年に初めて公開された「アドベンチャーオフロードパッケージ」の進化版となります。新しいパッケージは、EU仕様のアドベンチャーまたはUS仕様のTRDオフロードトリムをベースにしており、グリル、スキッドプレート、バンパーインテーク、ホイール、フェンダーアドオンが異なることにより視覚的に区別されています。しかし、アドベンチャーオフロードパッケージIIでは、一部のパーツを特別な「ゴリゴリブラック」に塗装することで、さらに一歩踏み込んだ仕様になっています。

ゴリゴリブラック」は、フロントバンパー、リアバンパー、ミラーキャップに採用されています。さらに、ブラックマイカ調のルーフ、マットブラックの18インチアルミホイール、ボディ各部の樹脂クラッドにより、デュオトーン塗装の質感を高めています。

90年代のベース車に見られた無塗装バンパーを思い起こさせるが、このバンパーは全く別の目的をもっている。ゴリゴリブラック」はコスト削減のためではなく、むしろボディカラー処理よりも高価で、テクスチャーパーツが傷に強くなっているのです。ブラックバンパーのルックスが苦手な人のために、トヨタは通常の塗装も用意しています。

インテリアでは、ダッシュボードのオフロードアドベンチャーバッジと並んで、ステッチとストレージコンパートメント周辺のトリムにオレンジのアクセントを見つけることができます。また、ファルケン社製A/Tタイヤ(225/60R18)、「ゴリゴリブラック」フロント/リアスキッドプレート、バイカラーLEDフォグランプ、地上高を高める10mmサスペンションリフトなど、オフロードに特化したオプションが用意されています。

2023年に向けたラインアップ全体の技術的なアップグレード

EU仕様の2023年型トヨタRAV4のフェイスリフトと同様に、日本仕様のモデルにも一連の技術的なアップデートが施されています。12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと10.5インチのインフォテインメントタッチスクリーンからなる新しいデジタルコックピットは、JDM仕様のトヨタカローラにも搭載されています。さらに、RAV4には、フロントカメラとリアカメラの映像をSDカードに記録できるデジタルバックミラーが追加されています。さらに、ADAS「Toyota Safety Sense」の旋回時の車両検知および歩行者検知機能が向上しています。

パワートレインについては、日本仕様のRAV4には、引き続きICE専用車、レギュラーハイブリッド車、プラグインハイブリッド車が用意されています。2.0Lエンジン搭載のガソリン車には2WDと4WDが、2.5Lエンジンとe-motorを搭載した電動モデルにはE-Fourシステムが標準装備されています。RAV4のエントリーレベルのトリムには、フェイスリフトでデビューしたクールなLEDユニットの代わりに、古いハロゲンヘッドライトが搭載されています.

RAV4の価格帯は、2,938,000円〜5,633,000円(20,301ドル〜38,923ドル)で、旧モデルよりも高価格になっています。また、「Toyota RAV4 Adventure Offroad Package II」については、3,884,000円〜4,503,000円(26,836ドル〜31,115ドル)となっています。

2023 トヨタRAV4アドベンチャーオフロードパッケージII(JDM-Spec)

【参照】https://www.carscoops.com/2022/10/toyota-rav4-gets-new-adventure-off-road-package-ii-in-japan-makes-black-bumpers-cool-again/