2023年 スバル・レックス、自然吸気1.2リッターエンジン搭載でデビュー

スバル・レックスは、1972年にリアエンジン・後輪駆動の軽自動車としてデビューし、1981年にパワートレインをフロントマウント・FFに変更した2代目が登場しました。1985年にはスーパーチャージャーを搭載したMk3へと進化し、1992年に生産を終了しました。レックスは2023年に復活し、今回はダイハツ・ロッキーのリバッヂ車なので、スバルそのものではない。

トヨタ・レイズやペロドゥア・アティバとしても販売されているこのサブコンパクトクロスオーバーは、それまでのスバル軽自動車3車種よりもずっと大きいのである。全長3995mm、全幅1695mm、全高1620mmで、ホイールベースは2525mmである。ロッキーにはオプションで全輪駆動が設定されているが、スバルでは前輪駆動に統一している。

パワーユニットは、最高出力87ps(64kW)、最大トルク113Nmの自然吸気1.2リッターガソリンエンジンを搭載。この3ポットエンジンは、無段変速機を介してフロントアクスルに力を伝達する。ダイハツはロッキーに98ps(72kW)、140Nm(100lb-ft)の強力なターボチャージャー付き1.0リッターエンジンも販売しているが、スバル・レックスには設定されていないことは言及しておく価値がある。

このエンジンは貧弱に見えるが、レックスは体重計が1,000kgを切ることを考えると軽い車である。この3気筒エンジンは、「力強く滑らかな加速」と「優れた燃費性能」を両立させることができるとスバルは確信しています。また、走行モードも用意され、シティカーとして活躍する。

グレードはGとZの2種類で、価格は182万円(現在の為替レートで約1万3000ドル)から、装備の充実したモデルで217万1100円(同1万5600ドル)となっている。スバルでは、月販目標台数を150台としており、大きな売れ行きは見込んでいない。

【参照】https://www.motor1.com/news/621287/2023-subaru-rex-debut-specs/