レクサスRZスポーツコンセプトがBEVのビジュアルをアップグレード、ROVコンセプト2が登場

今年は東京オートサロンと東京アウトドアショーが同時開催されています。レクサスはその両方に参加し、RZのカスタマイズモデルや、アウトドア向けのコンセプトモデルを披露しています。

レクサスRZには、いくつかのアップデートが施されています。標準モデルよりも全長と全幅が拡大され、サスペンションの改良により車高は1.37インチ(35ミリ)低くなっています。また、フロントとリアのバンパー、ツインカーボンスポイラー、フロントとボンネットのエアロ開口部にカスタムエアロビットを追加しています。

レクサス東京オートサロン&東京アウトドアショーコンセプト

RZ Sport Conceptは、パワートレインもアップグレードされ、150kWのモーターを2基、各アクスルに1基ずつ搭載しています。標準のRZは、フロント150kW、リア80kWのモーターを搭載しています。また、エクステリアは白銀のホワイトにブルーのアクセントが映える仕上がりとなっています。

2021年12月、水素で走るサイド・バイ・サイド「ROVコンセプト」を公開。東京アウトドアショーで公開された「ROVコンセプト2」は、初代とよく似た外観ですが、いくつかのデザインの違いがあります。フロントマスクの変更、サスペンションの変更、リアエンドの変更などが行われています。また、圧縮水素ガスを燃料とする1.0リッター3気筒エンジンも引き続き搭載しています。

ROV Concept 2に加え、レクサスの主力車種であるGXとRX Outdoor Conceptsの2台が冒険の旅に出ます。RXはRZ 450h+をベースに、ブラックステンレスウィンドウモール、ブラックドアハンドル、LEDライト、ブラックグリル、アルミニウムスキッドプレート、マッドガード、オールテレーンタイヤを装着した18インチホイールで構成されています。カラーは、ROV Concept 2と同じレゴリスペイントです。RXの目玉は、カスタムアルミラックとルーフトップテント「フェルドンシェルター・ホークネスト」です。

レクサスはGX Outdoor Conceptに新しいフロントバンパー、スキッドプレート、ロッカープロテクションを装着しました。また、Warn製ウインチ、サスペンションの改良、Toyo製オープンカントリータイヤを装備しています。さらに、ヤキマ製のルーフトップ・テントを装備し、レクサスはテレイン・カーキ・マイカ・メタリック塗装で仕上げています。

また、2022年のバハ1000に参戦したレクサスLX600も参加します。このLXは、競技仕様のコイルスプリングとショックアブソーバー、ヘビーデューティタイヤ、スチール製ロールケージなど、過酷なレースに向けてクロスオーバーを強化するためのオフロード用アップグレードを多数搭載しています。

【参照】https://www.motor1.com/news/631070/lexus-rz-sport-concept-rov-2-debuts/