2024 レクサスLS、新デジタルメーターと安全性向上で日本初公開
レクサスは、フラッグシップモデルLSの安全性と快適性の向上に焦点を当てた一連のアップデートを日本で発表した。
LSの最も顕著なハイライトは、新しい12.3インチのデジタル計器クラスタが追加されたことで、前回のアップデートで追加された既存の12.3インチのインフォテインメント・タッチスクリーン・ディスプレイと組み合わされている。
技術的なアップグレードはこれだけにとどまらず、レクサスLSは最新バージョンのレクサスセーフティシステム+ADASスイートの恩恵を受けている。新機能のプロアクティブ・ドライビング・アシストは、歩行者、自転車、駐車車両から安全な距離を保つことで事故のリスクを低減し、プリクラッシュセーフティシステムは、ミリ波レーダーと単眼カメラを利用して衝突を回避し、ドライバーが注意を払っていないことを検知します。Lexus Teammate は、渋滞時の運転支援やリモートパーキングを提供する。
また、フロントカメラとリアカメラからの映像を記録するドライブレコーダーが標準装備され、スマートフォンをデジタルキーとして使用できるようになった。また、ハイブリッド車(LS 500h)には、非常時のための外部電源システムが追加された。
シャシーとエレクトロニクスに目を移すと、レクサスのエンジニアはラジエターサポートのブレースを追加し、フロントとリアのサスペンションを固定する新しい方法を採用することで剛性を高めた。また、エキゾーストパイプを固定するゴムパーツの角度を調整することで振動を低減し、コンフォートドライビングモードの新機能で揺れを低減した。最後に、これまでFRトリムに限られていたダイナミック・リア・ステアリング(DRS)システムが、AWDモデルにも拡大された。
日本における2024年型レクサスLSの価格は、選択したパワートレイン(ガソリンエンジンのLS 500またはハイブリッド車のLS 500h)とトリムレベルによって10,940,000~17,990,000円(73,414~120,765ドル)となる。改良新型の市場導入は10月16日に予定されている。日本以外の市場でも、近日中に発売される予定である。
現行の5代目レクサスLSは当初2017年に登場し、2020年にはフェイスリフトが行われ、数回のモデルイヤーアップデートでさらなる機能が追加された。それでも、メルセデス・ベンツSクラスやBMW 7シリーズといったより新しくハイテクなライバルが、少なくともレクサスが新型の、そしておそらくは完全な電気自動車を発表するまでは、日本のフラッグシップにとって厳しい生活を強いることになる。
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