「スモーキー&バンディット」シボレーシルバラード・トリビュート・トラックが2021年のSEMAショーで初公開

「スモーキー・アンド・バンディット」は、映画ファンや自動車愛好家の間でカルト的な人気を誇る名作映画です。映画の公開から40年以上経った今でも、自動車デザイナーやチューナーにインスピレーションを与えるほどの人気で、スクリーミング・チキンは様々なメーカーやモデルに採用されています。TOYO TIRESのシボレー・シルバラードの改造車は、今年のSEMAショーで初公開されます。

2021年モデルのシルバラード・クルーキャブRSTをベースに、映画「トランザム」のアイコンであるポンティアック「トランザム」をストリートトラックにアレンジしたものです。しかし、そのデザインは、ブラックペイントとゴールドのデカールだけではありません。ワイドボディキット、ゴールドのアクセント、ローダウンされた車高、テールゲートに取り付けられた小さなスポイラーのようなものも特徴です。そのほかにも、新しいホイール、Toyo Proxes ST IIIタイヤ、未設定のインテリアなど、ビジュアル面でのアップグレードも行われています。

5.3リッターV8エンジンは、マグヌンソン社製DIスーパーチャージャーにより700馬力(521キロワット)を発生し、マグナフロー社製のエキゾーストを介して出力されます。そのパワーを止めるのは、ブレンボ製のモノブロック8ピストン4Dブレーキです。トーヨータイヤは、サリーン社およびテキサス州マウントプレザントのLegendary Concepts社と共同で、「スモーキー&バンディット」トリビュートトラックを製作しました。このピックアップは、Treadpassのブースで、他の作品とともに展示されています。

東洋は、11月2日から5日まで開催される今年のSEMAショーに32台の車両を出展しますので、シルバラードも寂しくありません。そのほかにも、新型ブロンコも顔負けの1972年型シボレーK5ブレイザー、改造デロリアンDMC-12、1,000馬力(745キロワット)のマツダRX-7、1986年型日産Z、カスタムレクサスLC500コンバーチブルなどが展示される予定です。スクリーミング・チキンは、混雑した展示の中でもひときわ目立つ存在です。

【参照】https://www.motor1.com/