トヨタ プロエース キャンパーは、アメリカが手に入れるべき45,800ドルの気の利いたモーターホームだ

2021年国際キャラバンショーにトヨタが参加。日本の自動車メーカーは、モーターホームの分野では必ずしも新しい存在ではありません。これまでにも、公式・非公式を問わず、日本の自動車メーカーのキャンピングカーをいくつか見てきました。そのほとんどがトヨタ・タコマを改造したもので、チヌークにインスパイアされたSEMAショー用のタコマの公式製作も進行中です。

しかし、世界の他の地域、特にスペインでは、日本の自動車メーカーがキャンピングカーの改造をフルラインで発表するのは初めてのことであり、この実に気の利いたマシンは4台あります。

トヨタ・スペインは、Tinkervan社とコラボレーションして、モーターホームを改造しました。これは、トヨタ・スペインが国内で正式に発売するモデルの一部を準備・改造するプログラム「Toyota Se Adapta」の一環です。

2021年の国際キャラバンショーで、トヨタスペインは、サイズやパワートレインの異なる3台のプロエースを含む4台のキャンピングカーの改造車を展示しました。その中で最も大きかったのは、主にアウトドアレジャーを楽しみ、多機能で実用的な車を必要とする家族を対象としたミニバン「Proace Verso Camper」でした。ポップアップルーフを採用し、室内には回転式のシートベース、40リットルの冷蔵庫、屋内外で使用できる取り外し可能なキッチンシンクモジュールなどを装備しています。

また、スペインのトヨタでは、"日常生活からレジャー、自由時間まで幅広く使える、広くて充実した装備のミニバン “をコンセプトにしたミニキャンパー「プロエース」を発売しました。取り外し可能な2人乗りの室内ベッド、屋内外で使えるテーブル、10リットルのシャワー、電気冷蔵庫などを備え、オプションでポップアップ式のルーフテントも用意されています。

また、トヨタスペインは、「Proace Verso Electric with Self-Installing Kit」と「Toyota Hilux Invincible with Housing Cell」を展示しましたが、両モデルとも詳細は不明です。

Proace Verso Camperの価格は、39,699ユーロからです。一方、小型の「Proace City Mini Camper」の価格は27,547ユーロです。

【参照】https://www.motor1.com/