アメリカではあまり見かけない希少性の高い「ホンダ・インテグラタイプRセダン」

ホンダ/アキュラのインテグラ・タイプRは、アメリカではあまり見かけることがありませんが、今回オークションに出品されているのは、その中でも特に希少性の高いモデルです。

Bring a Trailerに出品されているこの1996年モデルは、皆さんがよくご存じのDC2世代のインテグラ・タイプRとは異なり、DB8と呼ばれる4ドアセダンです。日本で1996年に生産されたわずか2,292台のうちの1台で、2021年6月に販売店によってアメリカに輸入されたものだそうです。

エクステリアには、ホンダの象徴的なカラーであるチャンピオンシップ・ホワイトが採用され、195/55のブリヂストン ポテンザ RE-01Rタイヤを装着したオリジナルのホワイト15インチホイールが引き続き装着されています。

日本仕様なので右ハンドルですが、車内の状態は良好で、オリジナルのレカロ製フロントシート(ブラックのシート表皮に赤のステッチ)が残っています。パイオニア製ダブルディンステレオ、エアコン、パワーウインドウとミラー、金属製シフトノブ、モモ製本革ステアリングホイールなどが装備されています。

パワートレインには、最高出力197ps、最大トルク131lb-ft(177Nm)を発揮するホンダのB18C型1.8リッター自然吸気4気筒(VTEC付)を搭載しています。このエンジンは、8,500rpmまで回転し、5速マニュアルトランスミッションと組み合わされて前輪を駆動します。

興味深いことに、このインテグラ・タイプRは、9月中旬にBring A Trailerで35,000ドルで販売されました。しかし、落札者が購入の約束を果たさなかったため、再出品されたという経緯があります。

【参照】https://www.carscoops.com/