紙で作られた1/10スケールのレクサス UX 300e、信じられないほどのディテールが満載

折り紙の中には、作るのがとても難しいものがあります。 ただ紙を折るだけなのに、信じられないようなディテールを完成させるためには、膨大な作業が必要となるモデルがあるのです。レクサスのモデルには、100枚もの紙が使われています。

レザーシートのパーフォレーション、ダッシュボード上の時計、スピンドルグリルの精巧さなど、このペーパーレクサスUXにはディテールが満載です。この素晴らしいレプリカは、スコットランドのペーパーアーティストKyla McCallum氏が、レクサス車のクラフツマンシップに敬意を表してモデルカーを作ることを決意し、制作したものです。

UX 300eのペーパーモデルは、10分の1スケールのリモコンカーのシャーシをベースにしており、完成までに約4カ月を要しました。薄くても非常に丈夫な紙を使って複雑な形を作り、車の曲線部分を造形するのに適していることがわかりました。

グリルを作るためには、さまざまな複雑な紙の切り方をしました。

「グリルの上下のひだを作るためには、紙に軽く傷をつけなければなりませんでした」と説明しています。

靴箱ほどの大きさのインテリアは、リモコン付きの車のシャーシの周りにスペースがないため、車から切り離されています。

実車の生地に似せるため、Kylaはさまざまな質感の紙を使用しました。同時に、シートの小さなミシン目は、ステッチ用のアウルを使って手作業で作っています。また、ギアセレクターにも細かな「ステッチ」が施されています。

さらに、モデルだけでは物足りないということで、アーティストはこのプロジェクトを次の段階に進めるために、車のための紙の宇宙を作ることにしました。正確には、Kylaは車が走り回れる街を作りました。建物の質感の違いは、さまざまな折り方を駆使して作られています。もちろん、街にはUX 300e用のミニチュア充電ポイントも見逃せません。以下の動画では、その様子をご覧いただけます。

【参照】https://www.autoevolution.com/