フォルクスワーゲン ポロ Track、VWの新しいコンパクトカーファミリーの最初のモデルになると予告

現在進行中のチップ不足により、フォルクスワーゲンはブラジルでのインフォテインメント・スクリーンの提供を縮小せざるを得なくなっていますが、自動車メーカーはこの国と地域に大きな計画を持っています。フォルクスワーゲンは本日、南米に10億ユーロ(現在の為替レートで11億6,000万ドル)を投資するだけでなく、新しいコンパクトカーのファミリーを発売することを発表し、予告もしました。

VW Polo Trackは、VWの新しいコンパクトカーファミリーの最初のモデルとなります。このモデルは、VWおよびVWグループの他のモデルを支えているMQBプラットフォームに搭載されます。現時点では具体的な情報はありませんが、この新しいエントリーレベルのセグメントは、2023年からラテンアメリカに登場する予定です。VWは、ブラジルのタウバテ工場で新型Polo Trackを製造します。

VWの大型投資は、同社が2013年以来、同地域で「ポジティブな結果」を期待しているときに行われます。この投資は、今後5年間にわたって行われ、南米に現地の車両プロジェクトをもたらすことになります。2017年、同社はラインナップの更新に力を入れ、わずか4年間で20の新モデルを南米市場に投入しました。

今回の投資は、製品のデジタル化と事業の脱炭素化に向けた同社の取り組みの一環で、同地域にバイオ燃料の研究センターを新設することも含まれています。VWは、高度にコネクテッド・カーと次世代機能を備えたグリーンな未来に大きく賭けています。

VWは、内燃機関のビジネスが徐々に衰退していく中で、10年後までに何十台もの新しい電気自動車やハイブリッド車を投入するという大胆な約束をして、電気自動車の未来に向けた改革を強力に推進しています。EVは、自動車市場全体の中ではまだごくわずかな割合を占めています。しかし、技術が成熟し、自宅での充電や定期的なオイル交換の手間を省くことができるというメリットが消費者に伝わり、年々新しい購買層が増えています。

【参照】https://www.motor1.com/