トヨタ ヤリス・アティブ Yaris Ativがタイで発売

マレーシア市場ではViosとして知られているトヨタYaris Ativがタイでアップデートされ、Entry、Sport、Sport Premiumの3つのトリム・バリエーションが用意されました。

Bセグメントのセダンであるヤリス・アティブは、最新の装備に合わせてフロントとリアの外観が変更されており、まずフロントでは、昨年8月にデビューした2020年モデルと比較して、フォグランプが格納されているコーナーインサートが広くなっています。

また、ヤリス・アティブのロワーグリル部には、引き続き水平方向のスラットが採用され、ヘッドランプはEntryタイプがハロゲンリフレクターユニット、SportとSport PremiumがLEDマルチリフレクターユニットとLEDデイタイムランニングライト(フォローミーホーム機能付き)を搭載しています。

エクステリアサイドミラーは、Entryタイプがボディカラー、SportとSport Premiumがグロスブラックのウインカー付ミラーを採用しています。また、SportとSport Premiumには、サイド&リアスカート、遮音ガラス、ボンネット遮音材が装備されていますが、Entryモデルには装備されていません。

インテリアでは、Entry variantのYaris Ativ sedanにはファブリックシートが採用されています。Sportにはファブリックと合成皮革にグレーのコントラストステッチが施され、Sport Premiumには合成皮革が採用されています。

オーディオ機器では、EntryにAUXオーディオとBluetooth入力を標準装備。Sport」と「Sport Premium」には、6.7インチのタッチスクリーンに「Smart Device Link」、「Android Auto」と「Apple CarPlay」のモバイルデバイス接続機能、および音声認識機能が搭載されています。また、Entry、Sport、Sport Premiumの各モデルには、2つ、4つ、6つのスピーカーが搭載されています。

アクティブセーフティとしては、VSC(ビークルスタビリティコントロール)、トラクションコントロール、ヒルアシストコントロールを標準装備し、Sport PremiumにはPCS(プリコリジョンシステム)(自律型緊急ブレーキ)、レーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報)を追加しています。自律型緊急ブレーキとレーンキーピングアシストは、YarisとYaris Ativ (Vios)の最上位グレードであるSport Premiumに搭載されています。
パッシブセーフティでは、フロント、サイド、カーテン、運転席ニーエアバッグ、むち打ち防止フロントシートを全車に装備。また、全5席に3点式シートベルトを採用しています。

タイのヤリス・アティブには、最高出力92PS/6,000rpm、最大トルク109Nm/4,400rpmを発揮する3NR-FKE型1.2リッターDual-VVT-iE自然吸気エンジンが搭載され、無段変速機Super CVT-iが組み合わされています。

サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット、リアにコイルスプリング式トーションビームを採用し、フロントディスクブレーキとリアドラムブレーキが装備されています。タイヤは185/60R15で、Entryにはハブキャップ付スチールホイール、Sportには2トーンの光沢仕上げアルミホイールが装着されています。Sport Premiumには、ブラックとシルバーのツートーン仕上げのホイールが採用されています。

【参照】https://paultan.org/