ホンダ、タイに電気自動車(EV)のバッテリー工場を建設することを検討

ホンダは、タイに電気自動車(EV)のバッテリー工場を建設することを検討している。バンコク・ポスト紙によると、日本の自動車メーカーはこのアイデアの実現可能性調査を行っており、実現すれば、日本からの電池の輸入を減らし、タイで組み立てられた自動車のコストを下げることができます。

ホンダは現在、タイで4つのe:HEVハイブリッドモデル(シティセダン、シティハッチバック、アコード、そして発売されたばかりの2代目HR-V)を組み立てて販売しています。

ホンダ・タイランドの社長兼CEOである高倉紀行は、「世界的なCO2排出量の削減に向けた取り組みの一環として、環境に優しい新技術の開発に取り組んでいます。「世界の自動車市場がEVに向かっていることを認識しているので、その流れに乗るために技術投資を続けていきます」と述べています。

報告書は、ホンダがタイでハイブリッド車(HEV)とバッテリー電気自動車(BEV)に注力することを付け加えています。ただし、フルEVの需要が伸びるには時間がかかり、現在は前者に注力しています。高倉は、「ホンダはHEVの台数を増やしてマーケットリーダーになります」と語りました。

Eの979,000バーツ(125,565円)からRSの117万9,000バーツ(151,216円)までの価格で販売されている新型HR-Vは、現在、タイではe:HEVハイブリッドのみが販売されています。i-MMD(intelligent Multi-Mode Drive)システムは、105 PS/127 Nmの1.5リッターアトキンソンサイクルNAエンジン、e-CVTギアボックス、131 PS/253 Nmの電気モーターで構成されています。システムの総出力は215PS、公称燃費は25.6km/lです。

このシステムは、シティRSと同様に、エンジンは主に発電機として機能し、スターターとしても機能する電気モーターを内蔵しています。しかし、高速走行時には、電気モーターよりもエンジンの方が効率が良いため、ロックアップクラッチを介してエンジンが直接駆動することができます。

【参照】https://paultan.org/