市販車初のターボチャージャーを搭載した1974年製のBMW 2002 Turbo
どこに行っても驚かされるようなクラシックなBMWを探しているなら、これはあなたのための一台かもしれません。
ご覧いただいているのは、1974年製のBMW 2002 Turboで、わずか1,672台しか製造されなかったうちの1台です。現在、フロリダ州タンパでオークションにかけられており、残り2日を切った時点で、本稿執筆時にはすでに入札額が6万5000ドルを超えています。
エクステリアには、シャモニーホワイトのペイントに、フレア状の純正ホイールアーチ、BMWモータースポーツのカラーストライプとターボのデカールが飾られています。オリジナルのクロームとシルバーのホイール、リアのリップスポイラー、ブラックバッジ、クロームのリアバンパー、クロームのウイングミラーなどが装備されています。約50年前に工場から出荷されて以来、23,612マイル（38,000km）しか走行していないことを考えると、外装の摩耗は最小限に抑えられていると言えます。
車内には、豪華なブラックレザーのフロントシートとリアベンチが装備されています。赤いインストルメントクラスター、オリジナルのフロアマット、ホワイトのヘッドライナーなどが装備されています。
標準的なBMW 2002のエンジンは、2.0リッター4気筒で、99馬力と118馬力の2種類が用意されていました。1973年に登場した2002ターボは、当時としては驚異的な168馬力（5,800rpm）と177lb-ft（240Nm）のトルクを発生する、BMW初のターボチャージド・プロダクションカーである。
Collecting Carsのリストによると、この車はスウェーデンで新車として納入され、数ヶ月前まではフランスに住んでいたそうです。
