ハイブリッド・パワートレインを搭載したホンダ新型ステップワゴン e:HEV ミニバン、ライバルトヨタの翌日に日本で発売決定

ホンダは、1月7日にデビューする新世代ミニバン「ステップWGN」を予告しました。この時期は、日産セレナと並んで直接のライバルとされるトヨタのノアとヴォクシーの兄弟車が発表された時期と重なります。

新型ステップWGNは、ホンダのハイブリッドパワートレイン「e:HEV」を搭載し、これまで以上に低燃費を実現しています。デザイン面では、2ボックスプロポーション、水平なウィンドウライン、フラットなテールなど、従来のミニバンに比べてシンプルなラインを採用しています。フロントでは、ダイナミックLEDターンシグナルを採用した本格的なヘッドライトと、サテン・クローム仕上げのグリルを採用しています。

このティーザーにはインテリアの写真も2枚掲載されており、6人乗りの3列シートのレイアウトが紹介されています。真ん中の列は、アームレストとリクライニングフットレストを備えた2つの独立したシートで構成されており、ダッシュボードにはインフォテインメント用の独立した大型タッチスクリーンが設置されています。また、ホンダはこの分野で本格的な進歩を遂げていますので、ADASシステムの充実にも期待したいところです。ラインナップは「Air」と「Spada」の2種類で、車いす仕様車も用意されます。

初代ステップWGNは1996年にデビューし、2022年で25周年を迎えました。現行の5代目モデルは、2015年に1.5VTECターボエンジンとともに登場し、2017年にはフェイスリフトを受けているので、そろそろクリーンシートデザインにしたいところでした。現行モデルには、スポーティな外観のモデューロXトリムも用意されていましたので、6代目でホンダが同様のものを用意するかどうかは興味深いところです。

ホンダは、1月7日の全貌公開に先立ち、公式サイトでステップWGN e:HEVの情報を公開します。なお、このミニバンは、2022年春に日本国内での納車が開始される予定です。

【参照】https://www.carscoops.com/