入院中の子どもたちに楽しいドライブを提供するホンダの全電動式の乗用自動車「Shogo」
病院は子どもやその家族にとって怖い場所ですが、ホンダの最新作はそのストレスを少しでも和らげることを願っています。ホンダは、子供たちが何か良い思い出を作れるようにと、全電動式の乗用自動車「Shogo」を開発しました。カリフォルニア州のChildren’s Health Orange Countyですでに使用されており、さまざまな予約や検査に車椅子を押していく代わりに、子供たちにこの乗り物を提供します。
ホンダは、ドアや屋根を省くことで、子どもたちが簡単に乗れるように設計しました。座席は中央に配置し、ハンドルにはストップ&ゴー機能が付いているので、簡単に乗り降りできます。時速5マイルまで達することも、時速1マイルまで減速することもできますが、その速度は介護者や看護師がコントロールします。また、背面のプッシュバーには点滴ポールホルダーや各種ポンプ、備品を搭載できるなど、機能面も充実しています。また、このプッシュバーは、大人がEVを押すことも可能です。
アメリカン・ホンダのシニア・エクステリア・デザイナーであるランドール・スモックは、「ショーゴのすべての要素は、小さな子どもたちのさまざまなニーズに対応するために、できるだけ簡単に乗り降りでき、簡単に運転でき、すべての経験が少しでも幸せになるように設計されています」と述べています。スモック氏は、ショーゴのデザインとテスト走行に重要な役割を果たしました。
ショーゴは、フロントバケットにお子様のお気に入りのおもちゃやぬいぐるみを入れることができ、後部にはオリジナルナンバープレートをつけてカスタマイズすることができます。カップホルダーや音の違うホーン、掃除しやすい表面など、随所に子供向けの工夫が施されています。
アメリカン・ホンダの全米自動車広告担当マネージャー、フンディ・リウは、「若い患者たちがショーゴのハンドルを握ったときの喜びの表情を見るのは、本当にやりがいのあることです」と語っています。
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