頭文字D続編「MF Ghost」のアニメ化が2023年に決定、主人公は改造トヨタ86に乗る

ハリウッドでは、車と違法レースを題材にしたフランチャイズの中で最も成功しているのは、『ワイルド・スピード』であり、『ワイルド・スピード7』と『ワイルド・スピードの運命』で国際興行収入10億ドルを2度も突破している。アニメの世界では、F&Fに最も近いのは「頭文字D」だが、その興行収入ははるかに少ない。

重野周一が原作・脚本を手がけ、1995年にスタートした「touge racing」は、やや地味なシリーズだった。週刊ヤングマガジンにて連載され、2013年に全719章を残して連載終了となった。

頭文字D』の主人公は10代の藤原拓海。学生でありながら、違法なレース活動を繰り返し、圧倒的なドライビングスキルを身につけていく。秋名山のダウンヒルナンバーワンだった父・藤原文太に影響を受け、豆腐配達のリバティ・トヨタ・スプリンター・トゥルーノ(AE86世代)を駆る青年だ。

この映画は、北米の人々に日本の輸入車を紹介することで、頭文字Dが米国で人気を博すきっかけとなった映画である。オープニングのホンダ・シビックを使ったトラック強盗のシーンや、ヴェイルサイドを装着したマツダ・RX-7 FD、ボーメックスを装着したMKIVトヨタ・スープラなどが思い浮かびますね。

アニメ、アニメ、実写映画、ゲームなど、数え上げればきりがないほど多くの作品を生み出した頭文字Dが、2023年に「MF Ghost」としてスクリーンに帰ってくる。MFGと呼ばれるストリートレース組織にちなんでそのように名付けられたこの新作アニメは、日本の週刊ヤングマガジンで2017年9月4日から連載されている青年マンガを原作としています。

予告編映像によると、『MF Ghost』の舞台は202X年。自動運転車が当たり前の時代ですが、それでも車好きが有人レースに参加するのは止まりません。カナタ・リヴィントンはこのアニメの主要キャラクターで、彼の武器は初代トヨタ86です。

その他、ランボルギーニ・フラカン、フェラーリ488、ロータス・エキシージ、アルファロメオ4C、ポルシェ911、ボクスターなどが登場します。ネタバレになりますが、カナタの腕は、あのタクミに磨かれているのです。

【参照】https://www.autoevolution.com/