ホンダ 新型シビック・タイプRの公式ティーザー写真を公開

ホンダは、コンパクトハッチバックのパフォーマンスフラッグシップとして2022年に導入される次期シビックタイプRの公式ティーザーを公開しました。タイプRは、ホンダが電動化を推進していることから、ヨーロッパで販売される最後のICEエンジン搭載モデルになると噂されています。

このティーザーには、カモフラージュされたプロトタイプの写真が2枚含まれており、シビックの下位モデルと比較して、再設計されたエアロパーツを見ることができます。タイプRは、アグレッシブでありながら、先代モデルに比べてすっきりとした印象で、スポーティさをより繊細に表現しています。

 

フロントには、より大きなグリルと、中央の大きなインテークが見えます。フロントとリアのフェンダーは、通常のシビックハッチバックよりも広くなっているようです。また、ミシュランの薄型ラバーを装着した大径ホイールには、レッドペイントのキャリパーを備えたブレンボ製のブレーキが隠されています。また、フィンを内蔵したサイドシルエクステンションや、前輪の後ろにある小さなエアベントにも注目です。

後方では、固定式リアウィングがハッチに取り付けられており、先代に比べて過激さが抑えられています。最後に、中央に取り付けられた3本のエキゾーストパイプを組み込んだ著名なディフューザーがあります。

ホンダは、新型シビック・タイプRの仕様に関する情報を明らかにしていませんが、最新の報道によると、現行モデルの最高出力306ps(228kW / 310PS)と最大トルク295lb-ft(400Nm)を上回るターボチャージド2.0リッターエンジンのアップグレード版が搭載されるとのことです。これに加えて、サスペンションやブレーキも強化されています。

ホンダはまた、新型タイプRの導入は、開発作業がまだ残っているため、2022年になることを明らかにしています。歴代のモデルから判断すると、ホンダはニュルブルクリンクを含むFFのラップレコードの更新を目指していると思われます。

【参照】https://www.carscoops.com/