アストンマーティン、「世界で最もパワフルなラグジュアリーSUV」を予告

アストンマーティンは、新型(そして最終型)V12ヴァンテージのプレビューに加え、よりホットなDBXをいち早く公開し、ティーザー活動を倍加しています。世界で最もパワフルなラグジュアリーSUV」となるDBXの第3弾は、2月1日に発表される予定です。グローバルに販売されている初期のV8バージョンと、最近導入された中国限定の直列6気筒マイルドハイブリッドパワートレインに続くモデルです。

既存の高級SUVのエンジンはAMGから供給されていますが、複数の報道によると、次期DBXはアストンマーティン独自のV12ツインターボを搭載する予定です。昨年、テスト中のプロトタイプが目撃され、12気筒のパワーハウスを搭載したDB11とDBSに酷似したサウンドを発していました。このモデルには “S “のサフィックスが付くと考えられているが、現時点では何も公式発表されていない。

DBX Sは、ウェールズ製SUVのミッドサイクルアップデートの先駆けとなる可能性があり、V8の542psを上回る健全なパワーアップが施される予定です。DB11 AMRでは、ドライバーは630psを引き出す機会があるが、スパイシーな派生モデルに同じだけのパワーを与える計画があるかどうかは不明である。アストンマーティンがポルシェ・カイエン・ターボGTとその631馬力を争うことを望むなら、それは実現する可能性がある。

626馬力のBentley Bentayga Speed、617馬力のBMW X5 M Competition / X6 M Competition、612馬力のAlpina XB7、603馬力のMercedes-AMG GLE / GLS 63 S、600馬力のロールス・ロイスCullinanも同じだ。その他、591馬力のAudi RS Q8、590馬力のMaserati Levante Trofeo、577馬力のMercedes-AMG G63、575馬力のLand Rover Range Rover Sport SVRなどのハイエンドSUVが勢揃いしています。

ティーザーでは、ラグジュアリーSUVクラスで最もパワフルなモデルになると明言されています。631馬力のカイエンターボGTだけでなく、641馬力のランボルギーニ・ウルスをも超えるということだろうか。時間が経てばわかることだが、DBX Sが710psという巨大なパワーをもつダッジ・デュランゴSRTヘルキャットを追い落とすことはないだろうと思われる。また、707psのジープ・グランドチェロキー・トラックホークを凌駕することも、この2つのアメリカンモデルは高級SUVではないので、ありえないだろう。

DBX SがV12を採用しないのであれば、AMGのツインターボ4.0リッターV8はGT 63 S Four-Door Coupeで630hpを発揮する。

【参照】https://www.motor1.com/