ジープ、新型「レネゲード」と「コンパス」のE-Hybridを導入

Jeep は欧州で環境保護に取り組んでおり、ベルギー、ドイツ、フランス、ポルトガル、オランダ、北欧諸国を含む多くの市場で、年内に完全電化ポートフォリオを提供する予定です。

この取り組みの一環として、ブランドはCompassとRenegadeのエントリーレベルのe-Hybridバージョンを導入しました。

両モデルとも、最高出力130ps(97kW/132PS)、最大トルク177lb-ft(240Nm)を発生する新しいターボチャージャー付き1.5リッター4気筒ガソリンエンジンを搭載しています。ミラーサイクル、12.5:1の高圧縮比、最大350barの高圧直噴システムなど、「ハイブリッドに最適な設計」と同社は述べている。また、このエンジンは、「再始動時の高速かつ静粛な移行を保証する」ベルトスタータージェネレーターを搭載しています。

このエンジンに、7速デュアルクラッチトランスミッション、回生ブレーキシステム、そして最高出力20ps(15kW / 20PS)、最大トルク41lb-ft(55Nm)を発生する電気モーターが加わります。このモーターはパワーがあるわけではありませんが、ストップ&ゴーのような低速走行では車両を推進することができます。パワートレインにはe-boost機能もあるが、e-Hybridは燃費とCO2排出量を最大15%削減できることが大きな特徴である。

新型車のハイライトとして、Jeepはサステイナブルな素材に加え、環境に配慮した塗装や仕上げを施したUpland特別仕様車を発売する予定です。特に、マター・アズール専用のエクステリアには、コントラストが効いたブラックルーフと、グロスブラック仕上げの17インチまたは18インチのアロイホイールを装備しています。さらに、メタクロームブロンズアクセントとボンネットデカールが加わっています。

キャビンには、地中海で回収されたプラスチックを使用したSEAQUAL専用シートが採用されています。コントラストステッチ、オーガニックビニールインサート、バックレストのJeepロゴが特徴です。このシートに加え、メタクロームブロンズのアクセントやリサイクルプラスチック由来の素材が採用されます。

特別仕様車の他に、ロンジチュード、ナイトイーグル、リミテッド、Sのトリムが用意される予定です。このモデルは、上記以外にも様々な市場で提供される予定ですが、前輪駆動を装備することになるので大きな注意点があります。

【参照】https://www.carscoops.com/