マツダ、アメリカ人が望む新型SUVを2023年までに3モデルを投入

アメリカのSUVブームはとどまるところを知らず、買い物客は間もなく、マツダのバッジを付けた3つの新しい選択肢を手に入れることになります。CX-5をアップデートし、次期CXの全モデルに全輪駆動を標準装備することを発表したマツダは、3つの新しいモデルを投入することで、SUVブームにさらなる火をつけようとしています。

アメリカでは、CX-50が最初に登場し、続いて大型のCX-70とCX-90が2023年までに登場する予定です。マツダによると、CX-50はサブコンパクトのCX-30やMazda3と共通のアーキテクチャーを採用し、大型のSUVは新しい縦型アーキテクチャーを採用します。

新型SUVの詳細はまだ公表されていませんが、「CX-90」は3列シート、「CX-70」は2列シートを採用することが明らかになりました。また、2022年に発売予定の「MX-30 PHEV」に加え、新たに6気筒とプラグインハイブリッドのパワートレインを搭載します。現在、マツダのすべてのSUVに搭載されているパワートレインは、2.5リッター4気筒エンジンとターボエンジンの2種類で、いずれも6速オートマチックトランスミッションと組み合わされます。最高出力はノンターボが187ps、ターボが250ps(プレミアム燃料使用時)です。

2021年以降に「CX-3」が廃止されると、サブコンパクトの「CX-30」がマツダ最小のSUVになるように、3列シートの現行「CX-9」に代わって「CX-90」が登場します。CX-5のファンは、とりあえずホッと一息つくことができます。マツダは、「CX-50」が登場した後も、このコンパクトSUVを廃止する予定はないとしています。

マツダCX-50は、2021年11月に公開される予定です。大型SUVの性能、機能、価格などの詳細は、登場間近に発表される予定です。

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