アキュラ(ホンダ)NSXタイプS アメリカ注文枠300台を24時間で完売

アキュラNSXは、販売台数が伸び悩むなど苦難の人生を歩んできましたが、アキュラが雌伏の時を迎えたタイプSを発表した時には、興奮が伝わってきました。悲しいことに、まだ購入したいと思っているアメリカ人は、(おそらく)購入できません。

Motor1の報道によると、米国で販売されたNSXのタイプSは、発売からわずか24時間で300台すべてが予約金で埋まってしまったという。また、無名の会社関係者によると、万が一、注文が殺到した場合に備えて、現在、さらに100人をウェイティングリストに載せているという。アキュラ社に確認をとりましたので、返事がありましたらこの記事を更新します。

アキュラは、NSXに27ps(20 kW / 27 PS)と16 lb-ft(22 Nm)を追加し、タイプSの総出力を600ps(447 kW / 608 PS)、トルクを492 lb-ft(667 Nm)に高めました。いくつかのアップグレードが行われたとはいえ、同じアルミニウム合金製の3.5リッターV6ツインターボエンジンと3つの電気モーターの組み合わせは変わりません。

タイプSは、より優れたディフューザーによるダウンフォースの増加、わずかに広がったトラック幅、カーボンファイバー製のルーフなどにより、歴代のNSXの中で最も優れたハンドリングを実現しているという。さらに軽量化を図りたい方は、13,000ドルのライトウェイトパッケージを選択することができます。このパッケージには、カーボンセラミックブレンボ製ブレーキ、カーボンファイバー製エンジンカバー、カーボンファイバー製インテリアパッケージが追加されます。これにより、26.2kg(57.8ポンド)の軽量化に成功しました。

NSX Type Sの価格は169,500ドルからとなっていますが、ライトウェイトパッケージを装着すると182,500ドルにアップします。NSX Type Sは、8月にオークションに出品された初代モデルが110万ドルで落札されたことからも、その関心の高さがうかがえます。

NSXのタイプSが300台生産されたことで、他のモデルの生産数は非常に少なくなっています。日本では30台が販売されることが決まっています。残りの20台がどこに行くのかはまだわかりませんが、彼らも簡単には買えないでしょうね。

【参照】https://www.carscoops.com/