昔のスーパーサルーンをデジタルで再現した「暴走族」1982年型トヨタ・クラウン

日本の若者のサブカルチャーである「暴走族」といえば、奇抜なカスタマイズを施したバイクを連想するのが一般的です。しかし、アメリカをはじめとする世界各地では、大きく改造された自動車を「暴走族」と勘違いしているのをよく耳にするようになった。

特に80年代の古いレーシングカーをモチーフにした過激なモデルは、「街道レーサー」と呼ぶのが正しいだろう。FIAグループ5特別市販車のような、大げさなボディキットや巨大なウィングを装着したものもそうだ。そんな中、イギリス・ロンドンのバーチャル・アーティストが、ヴィンテージのトヨタ・クラウンを「街道」ならぬ「房道」にして、「無用なカリスマ」ぶりを発揮しようとしています。

率直に言って、ダヴィデ・ヴィルディス(ソーシャルメディア上のアカウント「davidevirdisss」を運営するピクセル・マスター)は、この意図しないミスを犯した最初の人物ではないだろう。それに、ハッシュタグを注意深く見なければ、彼が意図的にクリエイティブなプロジェクトをJDMスタイルと関連づけた形跡はないのです。それでも、よく分かっている人もいるだろう。

一方で、この企画に込められた意図も評価できる。CGIの専門家は、"役に立たない魂の抜けた車の世界で、役に立たないカリスマ的な車を夢見る権利を主張する “と具体的に言及している。それが、1982年式のトヨタ・クラウン2.8スーパーサルーンであることが判明した。トヨタのエグゼクティブセダンの6代目(S110型)は、ドタバタとユーモラスに描かれていたことは確かだ。

だから、これは単なる希望的観測に過ぎないことは言うまでもない。そして、幸いなことに、このデジタルな暴挙のために、古くてボロボロの82年型クラウンさえも傷つけられることはなかったのである。役立たずで魂の抜けたクルマの世界……」といえば、その例をいくつも挙げることができるだろう。

しかし、パープルローズ色のスタイリング、クロームメッキのエレメント、巨大なワイドボディキット、スラムのような姿勢など、そのどれもが笑いを誘うものばかりです。そしてもちろん、そびえ立つデュアルエキゾーストシステムも……。

【参照】https://www.autoevolution.com/