2022年モデルのメルセデス・ベンツAクラスセダンが改良され、PHEVモデルの可能性が浮上

メルセデス・ベンツがAクラスハッチバックの改良に着手してからしばらく経ち、すでにいくつかのプロトタイプがさまざまな環境でテストされています。さて、次はAクラスのセダンに注目しましょう。

アウディA3セダンの直接のライバルとなる、2022年モデルのメルセデス・ベンツAクラスセダンが、北極圏に近いオープンな場所でテスト走行を行いました。フロントのデザインは、5ドアモデルと同様に、ヘッドライト、グリル、バンパーを一新します。

後方も同様で、新しいテールライトと再解釈されたディフューザーを備えています。また、トランクリッドの中央部分が部分的にカモフラージュされているのは、ロゴの更新を示唆しているのかもしれません。メルセデス・ベンツは、プレミアム・サブコンパクト・セダンのミッドサイクル・リフレッシュを、新しいホイールとカラーの選択肢、そしておそらく室内のMBUXシステムのソフトウェアのアップデートで締めくくることになるでしょう。

スクープされたテスターのうちの1台のリアフロントガラスをよく見ると、黄色いステッカーが貼られています。これは電動化された試作車には必須のもので、おそらくプラグインハイブリッドモデルを見ているのだと思いますが、充電ポートは右リアフェンダーにあります。

現行のA 250 eは、1.3リッターのターボエンジンに、電気モーターと15.6kWhのバッテリーを組み合わせ、リアシートの下に搭載しています。最高出力215ps(160kW)、最大トルク332lb-ft(450Nm)の組み合わせにより、0~62mph(0~100kph)の加速を7秒以下で実現し、最高速度は149mph(240kph)に達します。電気モードでの走行距離は約40マイル(~65km)、最高速度は87マイル(140kph)ですが、どちらかというとメルセデスはバッテリーをアップグレードして走行距離を伸ばしてくるかもしれません。

しかし、それは単なる推測であり、社外の人間は何をするのか正確には知らないのです。また、ダイムラーとルノーが契約している1.3リッターエンジンや、1.5リッターdCiディーゼルをやめて、2.0リッターユニットに変更するとも言われています。この件については、おそらく数カ月以内に発表されるであろうフェイスリフトしたAクラスの初公開時に詳細をお伝えし、続いて2022年前半に発表されるであろうAクラスセダンの発表時にお伝えします。

【参照】https://www.autoevolution.com/