2023年フォルクスワーゲンID.Buzz、公式写真で陽気なインテリアを部分的に公開

フォルクスワーゲンがこれほどまでに新商品を大々的に宣伝したことはない、と断言できる。その名も「ID」。Buzzは、3月9日にいよいよ生産開始となるが、ヴォルフスブルク・ブランドは、もうひとつのティーザーをこっそりと公開することにした。ありがたいことに、それは非常に初めてキャビンを見せているので、他の最近のプレビューよりも実質的なものです。

明らかに、我々は5人乗りの旅客モデルを見ていることを述べるリスクを伴う。IDのことです。バズ・カーゴは、前席が3席で、その後ろに仕切りがあるタイプです。この電気バンのインテリアは、外装塗装に合わせたツートンカラーのおかげで、幸せそうな雰囲気になっています。VWによれば、7種類の単色ボディと4種類の2トーンカラーが用意される予定です。

現在販売されている他のVW車と同様に、ID. バズは、30色から選べる「雰囲気のあるアクセント」を提供するLEDアンビエントライトを搭載します。また、T1、ひいては2017年の同名のコンセプトに対するレトロなニュアンスもかなりある。そう、5年前のデトロイトモーターショーでデビューしたショーカーだ。

バンである以上、大いに実用的でなければならず、広々としたキャビンを持つことはさておき、VW ID. バズには、いくつかのすてきな機能があります。栓抜きはフォードのトラック、アイススクレーパーはシュコダのモデルを連想しますが、現代のT1にはその両方が備わっているのです。興味深いことに、このゼロ・エミッション・バンの内装には、本革や動物由来の素材は一切使用されておらず、サステイナブルな素材のみが使用されています。

例えば、ステアリング・ホイールはポリウレタン製ですが、VWによれば、まるで本革のような手触りだそうです。また、フロアカバー、シートカバー、ヘッドライナーには、さまざまなリサイクル製品から作られた素材が使われています。環境に配慮した素材のひとつはシークアルヤーンと呼ばれるもので、90%の再生ペットボトルと10%の海洋プラスチックで構成されています。表皮材については、71%のリサイクル材を使用しています。

米国で販売されるのは乗用モデルのみですが、2023年までは販売されないことを念のためお伝えしておきます。一方、ID. バズは、ドイツのハノーバーで生産が開始されると、この秋にヨーロッパで発売される予定です。

【参照】https://www.motor1.com/