アストンマーティン DBX707 生産開始、初の顧客向け車両を製作

アストンマーティンDBXファミリーの最もパワフルなメンバーが生産開始されました。DBX707は、スーパーSUVの全バリエーションを製造しているウェールズのセント・エイサン工場の組立ラインに投入されました。この新しいパフォーマンスのDBXの最初の顧客例が、新しいオーナーに引き渡される準備が整ったのです。

DBX707は今年2月に公式デビューし、0-60マイル/時(0-96km/時)加速がわずか3.1秒という驚異的な速さで話題となりました。その名は、メルセデスAMGの4.0リッターツインターボV8エンジンを搭載し、697馬力を発揮するメートル法に由来しています。

アストンマーティン DBX707 生産開始

DBX707は手作業で製造され、アストンマーティンはこのパフォーマンスSUVに携わる熟練した自動車技術者を新たに100人以上採用しました。通常のDBXがセント・アタンの組み立てラインに乗ったとき、それはおよそ50年ぶりにウェールズ製の生産車となりました。SUVのラインナップに加わったこの最新モデルは、世界50カ国以上に出荷される予定です。

アストンマーティンのCOOであるマイケル・ストローガンは、「アストンマーティンは、ウェールズの世界クラスの施設でDBX707のような業界をリードする製品を製造していることを非常に誇りに思っており、まさに最初のモデルが完成したことを喜んでいます」と述べています。

英国の自動車メーカーは、顧客やメディアからの最初の反応は “驚異的 “であると誇らしげに語っています。米国でのDBX707の販売開始価格が23万2,000ドルで、これには目的地費用が含まれていないことを考えると、これは印象的なことです。最初の顧客例は、まもなく納品される予定です。

DBX707は、単にエンジンがアップグレードされただけではありません。9速湿式クラッチギアボックス、リアEデフの改良、3:27の短いファイナルドライブで加速も向上しています。全輪駆動は、通常のDBXと同じ自動制御システムですが、コーナリング時のトラクションを向上させるための微調整が施されています。さらに、フロント16.5インチ、リア15.4インチのカーボンセラミックディスクブレーキと6ピストンキャリパーが、制動力を発揮する。

【参照】https://www.motor1.com/