ホンダとソニーのEV合弁会社から独立した新会社が誕生する可能性

ソニーとホンダの合弁会社が、独立した会社を設立し、上場する可能性が出てきた。

日本の2社は、電気自動車の共同開発を目的として、今年末までに合弁会社を最終決定する予定です。ホンダは2025年に最初の電気自動車を生産し、そのハードウェアと安全機能を提供します。その後、ソニーはその車のソフトウェアとエンターテインメント・コンテンツを開発します。

ソニーの吉田憲一郎会長兼社長兼CEOは最近、日本経済新聞の取材に応じ、両社は合弁会社を独立させるのが最善であるとの意見で一致したと述べた。

吉田社長は、「合弁会社をソニーやホンダの傘下に置くのではなく、長期的には独立させた方が良いという考えを共有した」と述べた。また、株式公開の可能性を問われ、「その可能性はある」と答えた。

また、吉田CEOは、「ネットワーク機能をベースに、モビリティの進化に貢献したい」とも述べた。また、ベンチャーのビジネスモデルについては、現在も議論が続いているという。

ホンダとソニーは、3月上旬にEVの合弁会社設立の覚書に調印している。新会社の名称はまだ決まっておらず、ソニーのセダン「Vision-S 01」やSUV「Vision-S 2」のコンセプトが、今後ホンダと共同で開発するモデルのデザインに影響を与えるかどうかは不明です。

吉田は合弁会社設立の発表の際、「ソニーの目的は、『創造力と技術力で世界を感動で満たす』ことです」と述べています。長年にわたり自動車産業でグローバルに豊富な経験と実績を積み重ね、この分野で革新的な進化を続けるHondaとの提携により、「モビリティ空間を感動で満たす」というビジョンを掲げ、安全・エンターテイメント・適応性を軸としたモビリティの進化に貢献していきたいと思います。"

【参照】https://www.carscoops.com/