ドローン駆逐艦を搭載した6輪装甲車、トヨタランドクルーザーがデビュー

トヨタは2021年に最新のランドクルーザー(J300)を発売したが、1984年に発売されたJ70は今も作り続けている。実は、需要が供給を上回っているため、受注を停止している。老朽化したとはいえ、安全規制強化のための更新が行われているため、どこにでも行けるトラックは減速する気配がない。そんな中、ある装甲車専門メーカーが、これまでに見たこともないようなワイルドな改造車を発表しました。

南アフリカで開催されたアフリカ航空宇宙・防衛ショー(AAD2022)で発表されたSVIエンジニアリングのMAX 3 Six-Wheelerは、J79のシャーシをベースにしています。装甲車の専門家によれば、その名の通り第3車軸を持つだけでなく、J79の「異常」を修正するために、第2車軸の幅を変更して車輪を前輪に一致させているとのことです。また、最後尾の2軸にはディスクブレーキを採用し、車輪を追加したことによる車重の増加に合わせて制動力を向上させています。

SVIエンジニアリングによるトヨタ・ランドクルーザーの6輪装甲車

マッドマックス』シリーズに登場するこのオフロードカーは、アサルトライフルや対人手榴弾による攻撃にも耐えられるよう、装甲鋼板製のフルモデルチェンジされたボディを備えています。標準ではEN1063 BR6の保護レベルですが、オプションでBR7にアップグレードすることができます。SVIエンジニアリングは、新たにリアアンチロールバーを追加し、サスペンションに手を加えました。

パワーは、最大車両総重量5,500kg(12,125ポンド)を支える破壊不能な4.5リッターV8ターボディーゼルエンジンから供給されます。その重量の一部は、敵対するドローンの位置を検知して識別するレーダーからなるドローンインターセプターに起因するものです。その後、その情報は戦闘管理システムに送られ、自動グレネードランチャーに接続される。ドローンを破壊した後は、トラックの荷台に搭載されたオフロードバイクを使って回収することができます。

AAD2022で発表されたコンセプトはダブルキャブのボディスタイルをベースにしていますが、SVI Engineeringによると、シングルキャブや、Troop Carrier/WorkMateと呼ばれるSUVバージョンへのコンバージョンも販売する予定だそうです。

【参照】https://www.motor1.com/news/611596/armored-three-axle-toyota-land-cruiser/