最大414馬力の新型日産スカイライン・ニスモが初公開

日本の日産スカイライン・セダンは少し古く感じられるようになってきたが、スカイライン・ニスモとニスモ・リミテッドの新型が発表され、ラインナップが更新された。日産のスポーツカー、Zにもニスモバージョンが追加されたばかりだ。

日産によると、スカイライン・ニスモは、ニスモのレーシングテクノロジーと専門知識を活用し、標準モデルと同様に快適で、さらに速いセダンを作ることを目指したという。標準モデルのスカイライン・ニスモは、309kW(414ps)と550Nmのトルクを発生する改良型3.0リッターV型6気筒ツインターボを搭載し、1,000台のみ生産される。このクルマは、スタンダード、スポーツ、スポーツ+の3つのモードで運転することができ、後者2つは、変化を早めるためにトランスミッションの設定が微調整されている。

その他、日産はセダンに高性能タイヤを履いた新しいエンケイ製19インチホイールと、ロールを減らしトラクションを最適化するために特別にチューニングされたサスペンションとスタビライザーを装備した。ニスモのエンジニアは、ブレーキパッドの素材も変更している。

ビジュアル面でもいくつかの変更が加えられている。例えば、鮮やかなレッドのアクセントが施されたフロントおよびリアバンパー、ニスモバッジ、フォグランプ、冷却効果を最大化するためのフロントグリルなどが変更されている。インテリアでは、本革巻きステアリングホイール、赤いリングのタコメーター、ブラックのレカロシート、スエード調シートなどが採用されている。

日産スカイライン・ニスモ・リミテッドは、限定100台で、マットガンメタ塗装のホイール、エンジンビルダー名の入ったエンジンプレート、製造番号とユニークなロゴの入った専用シリアルプレートなどが特徴だ。

スカイライン・ニスモの日本での価格は、7,880,400円($54,692)からスタートし、ニスモ・リミテッドの最高価格は9,479,000円($66,111)である。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/08/nissan-skyline-gets-two-nismo-trims-in-japan-with-up-to-414-hp/