ホンダ新型N-BOXがデビュー、小さな車輪と広い室内空間

初代ホンダN-BOXは2011年に日本で発売された。その名の通り、四角い外観が特徴だった。ホンダはこの秋、3代目N-BOXを初公開した。8月から受注を開始するが、価格は未定。

前2世代と同様、最新のN-BOXはまだ箱型だ。ヘッドライトも四角い。ゴツゴツしたノーズがあり、残りは乗員室だ。リアドアはミニバンのようにスライドして開く。オプションのファッション・スタイル・パッケージでは、ボディ同色のホイールキャップに加え、ミラーとドアハンドルにオフホワイトのエレメントが追加される。

標準モデルの小さな円形ではなく、六角形のグリルメッシュを備えたN-Box Customトリムレベルにアップグレードすることができる。この上級トリム・レベルには、LEDヘッドライトと、赤色の代わりに透明なテールランプが標準装備される。オプションのコーディネーション・スタイル・パッケージは、ブラックのアルミホイールに加え、グリルとリア・ナンバープレート・サラウンドにダーク・クロームを追加する。

N-Boxのキャビンは、7.0インチのデジタルメータークラスターと9.0インチのインフォテイメントディスプレイを装備。ダッシュボードには助手席側まで広がる収納トレイを装備。N-BOXカスタムにはレザーシートが用意される。

ホンダは新型N-BOXの具体的な寸法をまだ明らかにしていないが、N-BOXはクラス最大の室内空間を持つとしている。後部座席はフラットに折りたたむことができ、荷室が広くなる。フロントチェアはリクライニングしてほぼフラットにすることができる。

N-Boxの全バージョンに前輪駆動と全輪駆動が用意されている。発表会では、自然吸気エンジンとターボエンジンについて言及されているが、出力情報は含まれていない。日本の軽自動車クラスは、63馬力、排気量660ccに制限されている。

ルールによれば、軽自動車は全長11フィート(3.4メートル)、全幅4.9フィート(1.48メートル)、全高6.6フィート(2メートル)を超えてはならない。その結果、限られた乗員スペースを最大限に利用するため、箱型になる傾向がある。しかし、ホンダ・ビート、ホンダS660、マツダ・オートザムAZ-1、スズキ・カプチーノといったスポーティな軽自動車もある。

軽自動車は日本市場の自動車産業において重要な位置を占めている。2002年には市場の34.1%を占め、117万台が販売された。N-BOXは昨年、このセグメントで最も人気のあるモデルで、20万2200台を販売した。

【参照】https://www.motor1.com/news/680166/third-generation-honda-n-box-debut/